日本復活のヒョンデ、「コナ」次期型に初のデュアルスクリーン採用!

■日本市場に導入されれば日産「キックス」がライバルに

ヒュンダイ改め「ヒョンデ」のコンパクト・クロスオーバーSUV「コナ」次期型をカメラが初めて捉えるとともに、そのコクピットを激写しました。

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ヒョンデ コナ 次期型プロトタイプ

ハワイ島の地名から由来している「コナ」は2017年に発売されましたが、いよいよ第2世代へバトンタッチされます。

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ヒョンデ コナ 次期型プロトタイプ

大雪の山中で捉えたプロトタイプは、カモフラージュとクラッディングで覆われており、ディテールは不明ですが、ホイールベースが長く見え、ボディ全体も大型化さたように見えます。

そのほか、「パリセード」や「ツーソン」のような最新モデルのトレンドに従い、垂直の低いライトを採用する可能性もありますが、特徴的なスプリットヘッドライトは継承されているようにも見えます。

またウィンドウから覗いたコクピットには、デジタルインストルメントクラスタを確認。現行型では独立したインフォテインメントスクリーンを装備しますが、プロトタイプでは一対の繋がっているスクリーンを採用している可能性がありそうです。

次期型では新開発のプラットフォームを採用、全輪駆動と前輪駆動に対応し、ガソリン、ディーゼルはもちろん、ハイブリッドやプラグインハイブリッドも提供可能です。

電気版「コナ エレクトリック」は、車名に「Ioniq」(アイオニック)の名前が与えられる可能性があるといいます。これは2018年に同モデルの車両火災が確認されることが複数報告され、多くのリコールがされた過去が原因と噂されています。

コナ次期型のワールドプレミアは2022年前半が有力とされ、欧州「i30」ファミリーに取って代わると予想されており、日本に導入されれば、市場での最大のライバルは日産「キックス」となるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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