APOLLO 
■乗客用カプセルは建物のリフトに接続され、所有者の自宅に直接アクセス
三菱自動車がかつて販売していた2ドアクーペ／コンバーチブル「エクリプス」の後継モデルを大胆予想しました。
初代エクリプスは、1989年に発売。当時人気を博していたマツダ「サバンナRX-7」、日産「300ZX」、トヨタ「スープラ」など強力なライバルひしめく市場に参入、以降4世代にわたり2012年まで販売されていました。
その後三菱は2017年、クロスオーバーSUVで「エクリプス」を復活させていますが、往年のファンからはスポーツカーを望む声が止みません。
予想CGを提供してくれたのは、デザイナーのAdvait Taware氏とKaran Adivi氏です。
オリジナルのエクリプスとはかなり離れたデザインで、カーボンファイバーモノコックをベースに、乗員がリラックスできるカプセルと、ドライバーモジュールの2つのパートに分けたフルEVとなっています。
製作者によると、ドライバーモジュールは簡単に折りたため、所有者の自宅で充電、乗員用カプセルは建物のリフトに接続され所有者宅に直接アクセスするという、超未来発想が練り込まれているといいます。
そのフロントエンドには、グリルを囲むようにスリムなLEDデイタイムランニングライトを配置、三菱のエンブレムもLED仕様とするなど、EVカーらしさが満載です。上部にはガラスルーフパネル、後部にもフロントと同様のLEDが確認できます。また5本のスポークを備える星型ホイールも目を引きます。
4人の乗員のためのキャビン内もインパクトを放っています。
そこには、デジタルスピードメーターが埋め込まれた魅力的なステアリングホイールを装備、大型のインフォテインメントディスプレイと、空調用タッチセンターボタンもいくつか見てとれます。
果たして「エクリプス」の名がスポーツカーで復活する日は来るのか、楽しみにその日を待ちたいところです。
