0(レ)2(フ)10(ト)で左利きグッズの日/トランジスタの発明者ブラッテン博士生まれる/マツダが水素ロータリーRX-8をリース販売!【今日は何の日?2月10日】

■左利きのためのグッズを普及させる日!

2月10日は、0(レ)2(フ)10(ト)の語呂合わせで「左利きグッズの日」に制定されています。最近はサウスポーでなくレフティと呼ばれますが、優れたスポーツ選手にはレフティのイメージがありますね。様々なものが使いづらい、対応してないといった不都合はいまだにあるようで、左利きグッズはもっと普及していいのかもしれません。

さて、2月10日に生まれたのは、女優の川口春奈、俳優の高橋英樹、野球の黒田博樹、女性運動家の平塚らいてう、ゴルフのグレッグ・ノーマン、物理学者のウォルター・ブラッテンなどです。本日紹介するのは、トランジスタを開発したウォルター・ブラッテンです。

●トランジスタでノーベル賞を受賞したブラッテン博士が誕生

ウォルター・ブラッテン博士(C)Creative Commons
ウォルター・ブラッテン博士(C)Creative Commons

様々な電子機器に組み込まれているトランジスタは、1948年に米国ベル研究所のブラッテン、ショックレー、バーディーンの3博士によって発明されました。その中のブラッテン博士は、1902年2月10日に理科の教師をしていた父親の赴任先の中国アモイで生まれました。米国に帰ってオレゴン大学とミネソタ大学で学んだ後、1929年にベル研究所に入所し、20年後の1948年にトランジスタを発明します。そのトランジスタにいち早く注目したのは、東京通信工業(現、ソニー)を創業したばかりの井深大でした。すぐに契約を結び、岩間和夫(後に社長)を渡米させ、研究を開始。1955年に日本で初めてトランジスタラジオを商品化します。後に3人の博士がソニーを訪れた際、ソニーがトランジスタを応用して様々な製品を作り出していることに感謝の意を表したそうです。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●マツダが水素でもガソリンでも走るRX-8のリース販売を開始!

2006(平成18)年2月10日、マツダ水素でもガソリンでも走行できる「バイフューエルシステム」を採用したロータリーエンジン搭載「マツダRX-8ハイドロジェンRE」のリース販売を始めました。

2006年にリース販売を開始したロータリーエンジン搭載「マツダRX-8ハイドロジェンRE」
2006年にリース販売を開始したロータリーエンジン搭載「マツダRX-8ハイドロジェンRE」
RX-8 ハイドロジェン REを広島県へ納入
RX-8 ハイドロジェン REを広島県へ納入

航続距離が短い水素エンジンの弱点を補うために、ガソリンでも燃焼可能なチューニングを施し、水素とガソリンの両方で走れるようにしたのです。燃料の切り替えは、運転席のスイッチで切り替えられるようにしています。ロータリーエンジン(654cc×2ローター)は、1つのローターに2本のインジェクタを装着し、航続距離は水素で100km、ガソリンで549kmでした。

RX-8搭載の水素ロータリーエンジン、水素とガソリンで運転できるバイフューエルシステム採用
RX-8搭載の水素ロータリーエンジン。水素とガソリンで運転できるバイフューエルシステム採用

2004年に国土交通省の認可を受け、2006年のこの日からリース販売を開始。主として、広島県や広島市など地方自治体を中心に納車を始めました。

最近、トヨタがカーボンニュートラルの内燃機関として、水素エンジンの重要性をアピールしています。マツダは20年ほど前に水素エンジンをアピールしていたのですが、今ほどカーボンニュートラルが話題にならなかった時代で、航続距離が短いこともあり、あまり注目はされなかったですね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

この記事の著者

Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。