スズキ バレーノは日本市場復活なるか? 改良型にヘッドアップディスプレイ採用!

■トヨタ「カローラ セダン」を彷彿させる新LEDデイタイムランニングライト装備

スズキがインド市場など海外に導入しているコンパクト・ハッチバック「バレーノ」改良型のティザーイメージが初公開されました。

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スズキ バレーノ 改良型 ティザーイメージ

初代となる現行型バレーノは、「Heartech」プラットフォームを採用し2015年に導入、2019年には初の大幅改良がなされており、これが2回目の改良型となります。

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スズキ バレーノ 改良型 ティザーイメージ

リリースされたティザーイメージは暗いですが、よりシャープなスタイリングで新設計されたフロントエンドと、トヨタ「カローラ セダン」を彷彿させる新LEDデイタイムランニングライトが確認できます。

バンパーはより立体的で、グリルはより「プレミアム」感を出すためにクロームストリップが配置されています。

後部は隠されていますが、新しいLEDテールライトとバンパーなどが期待できるはずです。

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スズキ バレーノ 改良型 ティザーイメージ

またキャビン内も大きく進化、ヘッドアップディスプレイを備えたセグメント初のモデルとなります。ティザーイメージでは、スピードメーター、タコメーター、セレクトされたギア、および時間を表示するディスプレイが公開されています。

パワートレインは、最高出力90psを発揮する1.2リットルマイルドハイブリッド、最高出力83psを発揮する1.2リットルガソリンエンジンなどをラインアップ、5速マニュアルトランスミッションと組み合わされますが、古いCVTオプションに代わる新開発のオートマチックギアボックスが追加されるとも噂されています。

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スズキ バレーノ 現行型

マルチ・スズキ・インディアのマーケティングおよびセールス責任者であるShashank Srivastava氏は、「技術に精通した世代のニーズを満たすために動的に開発されました」と延べ、「優れた車載技術、表現力豊かなモデル」と付け加えています。

2020年までには日本をはじめ英国、欧州で生産終了となった同モデルですが、インド市場では好調を維持、その勢いを加速させ日本市場復活にも期待がかかります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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