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■モーターグライダー「日本式蜂型」が初飛行に成功
1941(昭和16)年2月7日、国産初のモーターグライダー「日本式蜂型」が羽田の東京飛行場で初飛行に成功しました。モーターグライダーは動力を持った自力で離陸できるグライダーのこと。基本骨格はすべて木製で、フランスAVA製28PSの水平対向エンジンを搭載していたそうです。
さて、2月7日に生まれたのは、俳優の向井理、作詞家の阿久悠、サッカーの宮本恒靖、ヴァイオリニストの諏訪内晶子、細菌学の志賀潔、聖徳太子、レーシングドライバーのピエール・ガスリーなどです。本日紹介するのは、ピエール・ガスリーです。
●スーパーフォーミュラでも活躍したF1ドライバーのピエール・ガスリーが誕生
ピエール・ガスリーは、1996年2月7日にフランスのルーアンで生まれました。祖父や父親がモータースポーツで活躍していた影響で、9歳からカートを始めます。15歳からフランスF4やフォーミュラ・ルノーユーロカップに参戦して2013年にチャンピオン、2016年にはGP2チャンピオンに輝きます。2015年からGP2と並行してF1のリザーブドライバーとなりますが、機会に恵まれず日本のスーパーフォーミュラに参戦。2017年のマレーシアGPでF1デビューするまで、スーパーフォーミュラでは優勝2回、表彰台3回と活躍しました。F1でも何回か表彰台を経験し、2020年のイタリアGPで念願の初優勝を飾ります。2022年も引き続きアルファタウリで、昨年F1デビューを果たしたチームメイトの角田裕毅選手とともにドライバーを務めることが決まっています。今年の2人の活躍に期待したいですね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●ラウンドスクウェアデザインの軽ハイトワゴン「ザッツ」デビュー!
2002(平成14)年2月7日、ホンダから新型の軽自動車「That’s(ザッツ)」が発表され、翌日から発売が始まりました。ザッツという変わった名前は、ユーザーが思わず“あれ”と言ってしまうような、親しみを感じる存在になるようにという想いが込められています。
エクステリアは、角を丸めたラウンドスクウェアのデザインで、全体のフォルムだけでなくヘッドライトやドアミラー、リアコンビランプも同様なイメージで統一。インテリアは広い室内空間と大型のウィンドウガラスによる解放感が特徴です。パワートレインは、660cc3気筒OHC12VのNAとインタークーラー付きターボ仕様という2種に、3ATの組み合わせ。駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意されました。いっぽうボディカラーは多彩で、7タイプのスタンダードカラーと7タイプのツートンカラーという計14色がラインナップされました。
ザッツはシンプルで使いやすく低価格なこともあり、好調な販売で滑り出しましたが、その後は伸び悩みました。当時、デザインが類似した三菱「eKワゴン」やスズキ「ラパン」も人気となったためでした。ホンダ車としてはやや個性が足りなかったようで、残念ながら1代限りで生産を終えてしまいました。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。
(Mr.ソラン)