ラストマイル配送の高効率化に寄与する、ミシュランのエアレスラジアルタイヤ「MICHELIN X TWEEL」

■ボルトで固定すれば、空気圧の維持が不要に

ミシュランは、2022年1月に開催されたCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)で、E-カーゴ・トライク用エアレスラジアルタイヤ「MICHELIN X TWEEL(ミシュラン エックス トゥイール)」のプロトタイプを発表しました。

E-カーゴ・トライクとは、Coaster Cycles社が開発した電動アシスト三輪カーゴバイクで、いわゆるラストマイル配送に対応するモデル。

ミシュラン MICHELIN X TWEEL
E-カーゴ・トライク用エアレスラジアルタイヤの「MICHELIN X TWEEL」

日本でも課題になっている都市部のモビリティとラストマイル配送。ミシュランのエアレスラジアルタイヤ「MICHELIN X TWEEL」は、パンクによる車両のダウンタイムをなくし、荷物を安全に運ぶことができます。

エアレスラジアルタイヤの「MICHELIN X TWEEL」は、従来の組み付けに代わり、タイヤとホイールが一体化されているのが特徴。複雑な取り付け機器は必要なく、ボルトで固定すれば、空気圧を維持する必要はありません。

樹脂製スポーク内の独自のエネルギー伝達により、優れたハンドリング性能を提供しながら、空気入りタイヤに付きものの「はねあがり」を低減させるそうです。

パンクによる不便やダウンタイムがなく、空気入りタイヤのように機能するよう設計されています。

そのほか、空気入りタイヤ以上の積載効率や装脱着が容易で、部品数低減によるトラブル減少などのメリットもあります。さらに、低転がり抵抗やリサイクル率向上、長寿命という利点もあります。

なお、今回発表のE-カーゴ・トライク用エアレスラジアルタイヤはプロトタイプで、小型建機であるスキッドステアやゴルフカート、バキーのUTV、芝刈り機用のエアレスソリューションのMICHELIN X TWEELは、すでに実用化されているそうです。

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。