BMW初のコンパクトEVクロスオーバーSUV「iX1」市販型をイケアで激写!

■フロントには密封されたグリルやスリムなエアカーテンを装備

BMWの最小コンパクト・クロスオーバーSUV「X1」のフルエレクトリックバージョンとなる「iX1」市販型プロトタイプに大接近、そのコクピットをカメラが初めて捉えました。

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BMW iX1 市販型プロトタイプ

テストドライバーが「IKEA」で買い物中、パーキングで撮影された「iX1」市販型の最新プロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽いです。

フロントエンドでは、縦型エアカーテンやカメラを装備し、バンパーのエアインテーク形状が初めて露出しています。また完全に密閉された標準サイズのグリルを装備しており、青いアクセントを取り入れて大きな「iX3」のスタイリングキューを小さなフレームに適合させているように見えます。

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BMW iX1 市販型プロトタイプ

側面ではフラッシュマウントされたドアハンドルや「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカー、クロスオーバーのバッテリーを隠すのに役立つ分厚いサイドスカートなどが確認できます。

そのほか後部では、iX3風のLEDテールライトの一部も初めて露出しています。そしてX1との最大の違いは排気システムの欠如であることは間違いありません。

初めて撮影できたキャビン内では、ディスプレイ、IP、ハンドルが布で隠されていますが、2シリーズアクティブツアラーを模したレイアウトが予想されます。ダッシュボードの3分の2にまたがる大型デュアルスクリーンガラスディスプレイ、フローティングセンターコンソール、およびインストルメントパネルを装備するはずです。

EVパワートレインの詳細は不明ですが、さまざまなバッテリーパックを用意、シングルモーターと強力なデュアルモーター両方のオプションを備えたモデルを提供するとみられます。

iX1市販型プロトタイプをスクープしてから1年以上が経過、プロトタイプの仕上がり状態から、生産準備は整っているようにみえることから、ワールドプレミアは最速で4月ごろの可能性もありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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