■さまざまな分野の既存のアップル製品と特許からインスピレーションを得て完成
さまざまな噂が交錯しているアップルカーですが、ここにきて自社の力でEV開発を継続する可能性があることがわかりました。
噂が先行する中、これまでスケッチやプロトタイプのテストは目撃されておらずそのデザインは不明ですが、英国のカーリース会社「Vanarama」が予想CGで協力してくれました。
レンダリングCGは、Appleにより提出された本物の特許に基づいており、さまざまな分野の既存のアップル製品と特許からインスピレーションを得ているようです。
たとえば、完全に回転するシートとドアにピラーのない構造は、Appleがフルエレクトリックモデルに取り組んでいるときに考えたアイデアから来ていると言われます。
インテリアは、完全にカスタマイズ可能なインフォテインメントソフトウェアを操作する大画面が支配するダッシュボードを備えており、このレンダリングで最も印象的といっていいでしょう。
AppleのShiriは、回転するスクリーンを備えたステアリングホイールに統合され、キャビンはコーチドアと大きなガラス面により非常に広々として快適に見えます。
エクステリアは、ハッチバックとクロスオーバー、バンを融合させたデザインで、非常に角張った形状が見てとれるほか、フロントとリアには、それぞれスリムなLEDライトが装備されています。また多くのEVモデルが閉じたグリルを採用するのに対し、ガソリン車のようなグリルを持っていることも特徴的です。
このCGには、実際のテストプロトタイプやコンセプトに基づいていませんが、Appleが特許で示唆したアイデアが含まれており、市販型にもっとも近いデザインかもしれませんね。