■ボディからは突き出たリアフェンダー、リアに2つのLEDバーを配置
フィスカーは公式ツイッターにて、新型スーパーカーのティザーイメージを世界初公開しました。
ヘンリック・フィスカー氏は、新型モデルにおける最初の空力テストとダウンフォーステストを行っているエレクトリックスーパーカーのティザーイメージをツイートしましたが、その直後に投稿が削除されています。
フィスカー氏は、車両は「今日、存在しないセグメントにある」と述べ、テストが「驚くべき結果になった」と付け加えています。
このティザーイメージは数値流体力学(CFD)テストからのもののようで、雲のようにみえるものは空気がボディからどのように流れているかを示していますが、残念ながら詳細は明かされていません
それでもマッスルカーを彷彿させるボディからは、突き出たリアフェンダーを確認。リアデッキはフラットで、ブレーキライトの赤いストリップが上端に沿って見えます。また別のLEDストライプがトランクリッドの下部に配置されている様子がうかがえます。
滑らかな黒いルーフは他の部分ほど角張っておらず、このトップが取り外し可能か、折りたたみ式かどうかは不明です。
フィスカーは現在、「PEAR」プロジェクトや、「オーシャン」に続くピックアップトラック「アラスカ」を開発中ですが、この新型スーパーカーは、グランドツアラーのようにも見えます。
ヘンリック・フィスカー氏は、2000年台初頭にアストンマーティンのディレクターを努め、「DB9」と「V8ヴァンテージ」の製作に関与。GTに精通しているため、その手腕は期待ができそうで、複数のボディタイプの融合がみられるかもしれません。
このまだ名もない新型モデルの発売日は謎ですが、今後ティザーキャンペーンが継続されると予想されます。