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■2035年までにレクサスをEV専門ブランド化!
2020年10月、電動化ビジョン「Lexus Electrified」の第1弾として、レクサス初となるピュアEV「UX300e」を発売したトヨタ自動車。
同社が展開するレクサスブランドでは、90以上の国と地域で約30車種のエンジン車とHV、PHVを投入していますが、さらに今後、EVでもフルラインナップを実現し、選択肢を広げていくとしています。
昨2021年12月14日にはバッテリーEV戦略に関する説明会を開催。2030年までに30車種のバッテリーEVを展開し、グローバルで350万台のバッテリーEVを販売する計画を発表しました。
発表会場には本年半ばに発売を予定しているbZ4X(スバルとの共同開発)のほか、開発中とされる各ジャンルのEVが前後3列に渡ってズラリと並べられ、その中でレクサスは中央列に4台のEV実車を出展。
航続距離700kmオーバー、全固体電池の搭載も視野に、ハイパフォーマンスバッテリーEVの実現を目指していると言います。
またトヨタは2035年までにレクサスをEV専門ブランド化するそうで、今回同社は今後のレクサスを象徴するスタイリッシュなSUV「レクサス RZ」や、「エレクトリファイド SUV」に加え、スポーティな「エレクトリファイド セダン」や車高の低い2シーターモデル「エレクトリファイド スポーツ」などを公開。
●レクサス“エレクトリファイド セダン”は次期レクサス「 IS」か?
中でも“エレクトリファイド セダン”については、次期「IS」との見方もあり、今回の出展モデルをベースに3年後の発売を目指しているようです。
ちなみに3代目となる現行ISは2013年に発売以降、フルモデルチェンジしておらず、2020年11月に意匠変更を含むビッグマイナーチェンジを実施して現在に至っています。
そうした状況から、同セダンが次期「IS」である可能性はかなり高そうで、さらには興味深いモデルの存在も判明。
●レクサス系バッテリーEVは他にも多数用意されている!
一方、実車の出展は無いものの、同時公開された“レクサス BEV 集合”画像をよく見ると、画像中央「エレクトリファイド スポーツ」の両サイドに「エレクトリファイド セダン(次期IS?)」の派生モデルらしき5ドアハッチバックモデルや、同オープンモデルが並べられており、後方には5車種のSUVと、セダン1台が控えているのがわかります。
画像がモノクロ化されており、且つ実車が薄暗くティザー化されていることもあり、メディアの注目度は低いようですが、現行ESやUX、NX、RXのEV版とおぼしきモデルや、見慣れない新型SUVの姿も見受けられ、トヨタがレクサスを今後、EV専門ブランド化すると強調するだけあって、実際に多くのモデルが出番を待っているようです。(画像ギャラリー参照)
そうしたなか、EV化でエンジンが不要になることから、エレクトロニクス事業を手掛けるSONYが自社技術を活かせるとして、いち早くEV事業への参入を発表しました。
今後も異業種からのEV事業参入が予想される中、トヨタは膨大なノウハウを持つ自動車会社ならではの性能創り込みや、人の感性に響くものづくりに磨きをかけてレクサスブランドを進化させるとしており、今後の同社の動きに注目が集まりそうです。
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