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■警察への緊急通報110番
1月10日は、警察への緊急通報「110番の日」です。昭和の時代のダイヤル式電話ならば、「111」や「112」にすれば速くダイヤルできるはずですが、なぜ3桁目が”0”なのでしょうか。これは、3桁目を1から最も遠い0とすることで、かけ間違いを防止するためだったそうです。ダイヤル式電話がない現在では、その意味は薄れてしまいましたね。
さて、1月10日に生まれたのは、女優の川口春奈、能楽師の野村萬斎、作家の尾崎紅葉、思想家・教育者の福沢諭吉、歌手のロッド・スチュアート、レーシングドライバーのボビー・レイホールなどです。本日紹介するのは、ボビー・レイホールです。
●CARTやインディ500で優勝の実績を持つボビー・レイホールが誕生
ボビー・レイホールは、1953年1月10日に米国のオハイオ州で生まれました。3度のCARTチャンピオン、1986年のインディ500で優勝するなど、輝かしい成績を残しました。引退後は「レイホール・ホーガン・レーシング」を設立してチームオーナーとして活動。その後チームは「レイホール・レターマン・ラニガン(RLL)・レーシング」となり、一線で活躍中です。ホンダや佐藤琢磨選手との係わりが深く、2020年の佐藤琢磨選手2回目のインディ500優勝は、RLLレーシングからの参戦でした。ボビー・レイホールは佐藤琢磨選手を高く評価していましたが、その後佐藤琢磨選手はチーム離脱を発表しています。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●東京オートサロン2003でホンダ・モビリオスパイクのカスタマイズカーを展示!
2003(平成15)年1月10日に始まった「東京オートサロン2003」で、「モビリオスパイク」の2種のカスタマーズカーが展示され、注目を浴びました。
モビリオスパイクは、2002年9月にホンダのコンパクトミニバン「モビリオ」の派生車としてデビュー。モビリオのような3列シートのミニバンでなく、遊び心を意識したユーティリティの高い2列シートのワゴンスタイルでした。
展示されたのは、ThinkPadモデルとSURFINGモデルという2台。ThinkPadモデルは、2002年に誕生10周年を迎えたIBM製(当時。現レノボ)PC「ThinkPad」とのコラボモデルで、ThinkPadのテクノロジーを生かした天体観測専用のクルマです。いっぽうのSURFINGモデルは、サーフィンライフに最適な収納と機構を備えたアクティブなモデルでした。
展示されたカスタマイズカーは、商品化されることはありませんでしたが、モビリオスパイクのユーティリティの高さを実証したものでした。
モビリオスパイクは、コンパクトなマルチワゴンとして個性的な存在感を放ちましたが、2008年に生産を終了しました。今でも、優れた搭載性やユーティリティから、中古車市場では人気があるようですね。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。
(Mr.ソラン)