TOYOTA GAZOO Racing(TGR)がレース専用車両のコンセプトカー「GR GT3 Concept」、フルチューン版の「GRヤリス」を世界初公開

■復刻部品GRヘリテージパーツの2022年販売予定品目の一部も展示

2022年の東京オートサロンは、すでに初公開された新型ステップワゴン、そしてティザーサイトが公開されている新型トヨタ・ノア/ヴォクシーが披露されるのかという、新型ミニバンが話題を集めています。

TGR GR GT3 Concept
レース専用車両のコンセプトカーの「GR GT3 Concept」

そんな中、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は「GR GT3 Concept」「GRヤリス」のフルチューンモデルを世界初公開すると明らかにしました。

今回の東京オートサロンで、TGRがモータースポーツで培ってきた知見や技術、ノウハウを織り込んだという、レース専用車両のコンセプトカー「GR GT3 Concept」、そして、登場以来多くのファンを獲得している「GRヤリス」のフルチューンモデルがワールドプレミアされます。

さらに、モータースポーツの魅力を発信する場として、WECからハイパーカー初年度となる2021年シーズンでシーズン全戦勝利を達成した「GR010 HYBRID」をはじめ、SUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権、全日本ラリー選手権など国内外の参戦車両も展示されます。

TGR GRヤリス
フルチューン版の「GRヤリス」を世界初公開する

また、こうした出展車両以外にも、旧車のファンや愛好家に向けて、復刻部品GRヘリテージパーツの2022年販売予定品目の一部も展示されますので、気になる方は見逃せません。

なお、14日のプレスカンファレンス、15日・16日のドライバーを中心としたトークショーは、下記の専用サイトで視聴できるほか、出展車両やブースについても、TGRサイトで随時公開されます。

TGRでは、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を推進していて、FIA世界ラリー選手権(WRC)やFIA世界耐久選手権(WEC)などのトップカテゴリーをはじめ、国内ラリーやレースにも参戦。

そして、それらの活動で得た技術や知見を生かし、新たな市販車につなげていて、東京オートサロンはこうした市販車が披露される場のひとつになります。

(塚田勝弘)

【関連リンク】
TGRサイト
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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