BMW M3初のツーリング、セダンからすべてのパフォーマンスを継承

■セダンではM3の世界を揺るがし、かつてないほど伝統に挑戦

BMWが現在開発を進める『M3ツーリング』市販型の最新ティザームービーをリリースしました

同社では、2000年に「M3ツーリングワゴン」を社内向けの研究開発を目的に試作車として制作しましたが、市販には至りませんでした。

M3ツーリングの市販化は、1985年から販売されている「M3」の歴史で初となります。

このエキサイティングなワゴンは「M3セダン」のすべてのパフォーマンスをより実用的なワゴンボディに引き継ぎ、顧客に完璧なモデルのソリューションを提供すると述べています。

M3セダン（G80型）では、新しい巨大キドニーグリルを装備、全輪駆動のオプションを追加し、デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを廃止するなど、これまでのM3の世界を揺るがし、かつてないほど伝統に挑戦したモデルとなりました。

ツーリングでも全輪駆動を設定、セダンでは3.0リットル直列6気筒「S58」ツインパワーターボエンジンを搭載し、最高出力480ps・最大トルク550Nmを発揮します。コンペティションでは最高出力510ps・最大トルク650Nmを発揮しますが、果たしてM3ツーリングでも引き継がれるのか注目です。

捉えたプロトタイプは、「M3セダン」と同様に巨大キドニーグリルやアグレッシブなフロントバンパー、後部ではL字型テールライトやクワッドエキゾーストパイプを装備。長いルーフとDピラー以降がツーリング専用デザインとなっています。

M3ツーリングのワールドプレミアは、2022年後半と予想されます。

（APOLLO）

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