カワサキ4気筒スポーツツアラー「ニンジャ1000SX」に2022年モデル!人気3モデルにも新色登場

■Z1000、ニンジャZX-6R、バルカンSにも2022年新色

カワサキは、1043cc・並列4気筒エンジンを搭載するスポーツツアラー「ニンジャ1000SX」に、新色を採用した2022年モデルを発表しました!

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
カワサキ4モデルの2022年モデルが登場

また、同じ1043cc・並列4気筒のビッグネイキット「Z1000」や、636cc・4気筒のスーパースポーツ「ニンジャZX-6R」、ミドルサイズのクルーザー「バルカンS」といった各モデルにも2022年ニューカラーを採用し、4モデルを2022年1月14日(金)に発売することを明かにしました。

●ニンジャ1000SX

ニンジャ1000SXは、スポーティなライディングフィールとツーリングでの快適性を持ち合わせるスポーツツアラーです。

外観は、スーパースポーツスタイルのフルフェアリングデザインを採用。片側1本出しマフラーや全灯にLEDを装備するなどで、スポーティかつダイナミックなスタイリングを演出しています。

エンジンは、1043cc・並列4気筒を搭載。全回転域での優れたエンジンパフォーマンスと加速時の刺激的な吸気サウンドを発揮するのが魅力です。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
ニンジャ1000SXの2022年新色「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックディアブロブラック」

また、クラッチ操作なしでシフトチェンジを可能にする「KQS(カワサキクイックシフター)」、設定したスピードでの巡航を可能にする「エレクトロニッククルーズコントロール」といった先進の電子制御システムも装備します。

さらに、「KTRC(カワサキトラクションコントロール)」や「パワーモード」と連携する包括的なモードセレクト機能「インテグレーテッドライディングモード」も採用。

トラクションコントロールおよび出力特性を、「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種類からライディング条件に合わせて簡単に設定できるほか、好みの設定が記憶可能な「ライダーモード」も備えます。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
ニンジャ1000SXの2022年新色「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」

ほかにも、ブルートゥースでつながるスマートフォン接続機能、標準装備のグリップヒーターやDC電源ソケットなどにより、高い快適性や利便性も実現。別売りアクセサリーには、車体との高い一体感を持つパニアケースも用意します。

その2022年モデルでは、新しいカラーやグラフィックを採用。「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」と「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックディアブロブラック」の2色が設定されます。

価格(税込)は151万8000円です。

●Z1000

Z1000は、カワサキ独自の「Sugomi(スゴミ)」スタイリングを採用し、圧倒的な迫力を持つ1043cc・4気筒のスポーツネイキッドです。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
カワサキ・Z1000の2022年新色

最高出力141psを発揮するエンジンは、強力な加速と胸をすくようなエキゾーストノートを創出。マスの集中化とシャープな旋回性能を実現する高剛性のアルミニウムフレームに搭載します。

サスペンションには、フロントにショーワ製「SFF-BP(セパレートファンクションフォーク-ビッグピストン)」を採用。フォークの左側にプリロード調整機能、右側には減衰調整機能を備える最新システムにより、快適な乗り心地とスポーツ性を両立します。

加えて、「ホリゾンタル・バックリンク・リヤサスペンション」などの採用で、路面追従性の高さも魅力です。

また、アップライトなライディングポジションは、人間工学に基づいて設定されたもの。高いコントロール性を実現するとともに、アグレッシブなイメージにも貢献しています。

その2022年モデルでは、新色として「メタリックマットカーボングレー×エメラルドブレイズドグリーン」を採用し、イメージを一新。

価格(税込)は118万8000円です。

●ニンジャZX-6R

スーパースポーツの楽しさと興奮を幅広いライダーに提供するモデルがニンジャZX-6R。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
カワサキ・ニンジャZX-6Rの2022年新色

ワインディングに合わせて最適化されたエンジンやシャーシにより、サーキットや高速道路、街乗り走行など、さまざまな場面で爽快なライディングが堪能できるモデルです。

エンジンには、最高出力126psを発揮する636cc・4気筒を搭載。「KQS(カワサキクイックシフター)」「KTRC(カワサキトラクションコントロール)」「パワーモード選択」「KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)」などの採用で、スポーツライディングで高いパフォーマンスを発揮します。

その2022年モデルでは、スタンダード仕様に新色「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックディアブロブラック」を採用。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
ニンジャZX-6RのKRTエディションは従来カラーを継続

なお、市販車ベースの2輪最高峰レース「SBK(スーパーバイク世界選手権)」を闘うカワサキ製ワークスマシンをイメージした仕様「KRTエディション」では、従来からの「ライムグリーン×エボニー」を継続採用します。

価格(税込)は137万5000円です。

●バルカンS

649cc・並列2気筒エンジンを搭載するミドルクラスのクルーザーモデルが、バルカンSです。

カワサキのニンジャ1000SX・Z1000・ニンジャZX-6R・バルカンSに2022年新色
カワサキ・バルカンSの2022年新色

大きな特徴は、流れるような美しいデザインとスタイリッシュなパーツなどの採用による、優雅で独創的なスタイル。ツーリングはもちろん、市街地走行など多様なライディングシーンにマッチするのはもちろん、様々なファッションやライフスタイルにもフィットする新感覚モデルです。

また、705mmという低いシート高により足着き性が抜群。優れた剛性バランスを実現したシャーシ、車両重量229kgという軽量な車体などにより、高次元での扱いやすさや快適性も兼ね備えます。

フロント18インチ、リヤ17インチの5スポーク型キャストホイールも、モダンでおしゃれですね。

その2022年モデルでは、新排出ガス規制に適合させたことで、最大トルクが従来の63N・m(6.4kgf・m)/6600rpmから62N・m(6.3kgf・m)/6600rpmに若干のダウン。一方で、燃費はWMTCモードで従来の22.8km/Lから23.0km/Lにアップしています。

また、車体色には新色「キャンディクリムゾンレッド」を採用することで、よりスタイリッシュなイメージを演出しています。

価格(税込)は91万3000円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

平塚 直樹 近影

平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
続きを見る
閉じる