■上位モデルには最高出力240psを発揮するPHEVを設定
アルファロメオが開発中の新型クロスオーバーSUV、「トナーレ」市販型の内部資料によるスペックが流出、スウェーデンのエージェント経由で情報を入手しました。
2022年第一半期にデビューする予定のトナーレのボディサイズは、全長4,528mm、全幅1,835mm、全高1,604mm、ホイールベース2,636mmであることが判明、兄貴分ステルヴィオは全長4,687mm、全幅1,903mm、全高1,648mm、ホイールベース2,818mmと、明らかにコンパクトサイズとなっています。
パワートレインは、最高出力130psを発揮する1.6リットルディーゼルエンジン、最高出力130ps、160psを発揮する1.3リットル直列4気筒エンジンをラインアップ、後者はMHEV技術が投入されます。
またプラグインハイブリッドでは、リアアスクルに電気モーターを搭載、最高出力240psを発揮し、全輪駆動を備えます。EV走行による航続距離は不明ですが、ジープ「コンパス」の30マイル(49km)より優れていることは確実で、50マイル(80km)も視野に入っているようです。
キャビン内は、流行りのデジタルではない、アナログにこだわったインストルメントクラスタや、大型のインフォテインメントディスプレイが確認できます。アナログ仕様に関しては、同社がスクリーンの存在を最小限に抑えるというインパラト氏の提言に忠実であることが伺えます。
アルファロメオでは、今後さらなるコンパクトSUVも計画しているようです。