APOLLO 
■後部には黒いメッシュパネルに4つのスリムなLEDテールライトを配置
フェラーリの名車「F50」を21世紀に蘇らせたら…という大胆な予想CGを制作してもらいました。
F50 はフェラーリ創設50周年を記念するとともに、「F40」後継モデルとして1995年に発売されました。
エンツォ・フェラーリの息子・ピエロ氏の「F1エンジンを積むロードゴーイングカー」という発想から生まれ、心臓部にはF1マシン「F92A」から3.5リットル自然吸気V型12気筒DOHCエンジンを流用、最高出力520ps・最大トルク471Nmを誇りました。
CGで協力してくれたのはデザイナーのUgur_Sahi_Design氏です。プロジェクト「FENIX」（不死鳥）と名付けられたこの現代版F50は、オリジナルの本質を維持しながら、新旧のバランスをとるよう設計されています。
正面には、F50から採用されたくつかのデザイン要素を見ることができます。最も注目すべきは、2つのエアスクープを備えたボンネットフードです。またF50のヘッドライトは、スリムなLEDデイタイムランニングライトを備えるデザインに置き換えられ、黒い吸気口に配置されています。
側面でもF50のスピリットを感じることができます。まず非常に似たルーフラインを持っているほか、オリジナルと同じように、フロントバンパーから側面に沿って走り、リヤまで続く黒いデザインラインが確認できます。
後部では、リヤクォーターパネルから伸びる巨大ウィングが装備されています。
F50には4つのシンプルな円形テールライトがありましたが、FENIXでは4つのスリムなLEDテールライトが黒いメッシュパネルに組み込まれています。また複雑なディフューザーとF1にインスパイアされたサードブレーキライト、シンプルなクワッドエキゾーストパイプなどを備えています。
2025年はフェラーリ80周年になりますが、そろそろ後継モデルに期待してもいい頃ですね。
