42年ぶり復活!令和のワーゲンバス、乗用車版を初スクープ&車内も激写!

■両側に引き戸とサイドウィンドウが付いた乗用車バージョン

フォルクスワーゲン(VW)は現在、次世代ミニバン「ID.BUZZ」を開発していますが、その最新プロトタイプを捉えるとともに、そのキャビン内を鮮明に撮影しました。

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VW ID.BUZZ 乗用車バージョン プロトタイプ

ID.BUZZはカーゴバージョンと乗用車バージョンで提供されるフルエレクトリックバンで、そのルックスは、Tシリーズの前身である「タイプ2」(通称ワーゲンバス)の再来とよばれています。

2017年に初めてコンセプトカーが公開、4年の歳月を経ていよいよ市販型がワールドプレミアされます。

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VW ID.BUZZ 乗用車バージョン プロトタイプ

9月には「IAAモビリティ2021」にて「ID.BUZZ」プロトタイプが公開されましたが、後部ウィンドウはパネルで覆われたカーゴバージョンでした。

また、これまで捉えたスパイショットもパネルバンだったため、両側に引き戸とサイドウィンドウが付いた乗用車バージョンは今回が初めてです。

捉えたプロトタイプは、高度な自動運転システムを開発するための一連のカメラとセンサーを搭載しています。ヘッドライトは、テープでカモフラージュされ黒い部分がフェンダーまで伸びていますが、実際はもっとコンパクトになるはずです。またテールライトも同様に、よりワイドなデザインに偽装しています。

キャビン内では、ハンドルの奥に湾曲したデジタルメーターパネルを装備、中央のダッシュボードには大型のフローティングスタイルのタッチスクリーンを配置するなど、IDファミリーがインテリアデザインの多くを共有していることがわかります。

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VW ID.BUZZ 乗用車バージョン プロトタイプ

ID.BUZZはID.4と共有する「MEB」プラットフォームを採用。48kWh~111kWhのバッテリーを積み、3つのパワーレンジが選べます。ベースモデルは後輪駆動で、最高出力は200psを発揮。AWDはオプションとなり、最高速度は160km/hに設定されます。

さらに111kWhバッテリーを積むトップモデルは、前後車軸にモーターを搭載、システム合計300psを発揮し、航続は342マイル(550km)を実現。また太陽光を利用して航続距離を最大15km伸ばすソーラーパネルルーフが用意されるといいます。

令和のワーゲンバスとも言えるID.BUZ市販型の発売は、欧州市場が2022年内、米国市場は2023年の発売が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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