■フロントスプリッターとリアスポイラーなどアルピナ専用エアロパーツなど初装着
BMW公認のチューニングカーを手がけるアルピナが開発を進める、「B4グランクーペ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
B4グランクーペは、BMW「M440ixDrive」をベースとして開発、今夏にはプロトタイプを初めて捉えていましたが、エクステリアはベースモデルとの差異は見られませんでした。
今回捉えた最新プロトタイプでは、カモフラージュされているものの、フロントスプリッターとリアスポイラーなどアルピナ専用エアロパーツを装着しているほか、後部にはクワッドエキゾーストパイプ、新設計されたバンパーが装備されています。
足回りには青いブレーキキャリパーを備えた強化ブレーキシステムによりバックアップされた5スポークホイールが確認できます。
キャビン内では、手縫いのラヴァリナレザーで包まれたアルピナ専用ステアリングホイール、ブランド専用ドアシルプレート、フロアマット、およびアルピナのグラフィックを備えアップグレードされたデジタルインストルメントクラスターなどが採用されます。
最も注目される心臓部には、3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、ベースとなるM440ixDriveでは最高出力387ps・最大トルク500Nmを発揮しますが、B4グランクーペでは、最高出力462ps・最大トルク700Nmまで向上します。
また8速オートマチックギアボックスを調整し、より早いシフトを実現、0-100km/h加速では3.8秒で駆け抜け、最高速度は250km/hのパフォーマンスを発揮します。
アルピナB4グランクーペは、2022年3月に導入されると予想されています。