MAZDA CX-5がビッグマイナーチェンジ。第7世代の「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用し、 エクステリアも進化

■2タイプの特別仕様車「Field Journey」「Sports Appearance」を追加設定

マツダの屋台骨を支えているのが、ミドルサイズのクロスオーバーSUVであるCX-5です。第6世代にあたる初代は「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用し、同社が新しい世代、フェーズに移行したことを強く印象づけました。

MAZDA CX-5
写真は手前(スノーブレイクホワイトパール)が「XD Exclusive Mode」。奥(マシーングレープレミアムメタリック)が「XD Smart Edition」

現行の2代目は2017年2月に発売され、いまではマツダのグローバル販売の3割近くを占めるそう。現在のマツダは、MAZDA3から始まった第7世代に移行し、CX-30、MX-30と立て続けにSUVを登場させています。

MAZDA CX-5
マイナーチェンジを受けたCX-5のリヤビュー

以前お伝えしたように、10月7日には「2022年移行のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」としてMAZDA CX-50や、ラージ商品群のMAZDA CX-60、MAZDA CX-70、MAZDA CX-80、MAZDA CX-90を2022年から23年にかけて新たに投入させる計画も発表しています。

同時に、CX-5も主力SUVとして大切に育てていく、と表明されており、2021年11月8日に商品改良が発表されました。

MAZDA CX-5
鋭さと先進性を抱かせるランプユニット、ランプ外形を新たに採用

2021年11月8日に予約受付が開始された改良後CX-5は、MAZDA3から採用されている「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考えが採用されるなど、実質的には第7世代の仲間入り、少なくても限りなく近づいたといえそうです。

走りの質感の面だけでなく、最新の「魂動デザイン」に基づいたエクステリアになるなど、見た目の洗練度も大きく高まっています。

MAZDA CX-5
リヤも左右で合計4つ(片側2つ)の横長楕円のLEDを採用

面で表現されたフロントグリルは、奥行きを感じさせる精緻な造形になり、浮いているような立体的なピースから構成されています。ヘッドライトも4つの横長楕円のLEDになるなど、ランプの外形も含めてランプユニットの変更が施されています。

走りの面では、マツダらしい人馬一体感を高める「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」(Mi-Drive)が採用され、「NORMAL」「SPORT」「OFF-ROAD(特別仕様車のField Journey/フィールドジャーニー専用)」から好みや状況に応じて選択できるようになっています。

MAZDA CX-5
アウトドアで映える特別仕様車の「Field Journey」を追加

さらに、車体フレームに減衰構造が採用されたほか、車体とシートフレームの取付剛性の向上、スプリングとダンパーのセッティングが見直されたほか、ロードノイズの低減も盛り込まれています。

MAZDA CX-5
こちらは、黒のアクセントカラーが引き締まった印象を与える特別仕様車の「Sports Appearance」

ラゲッジスペースの使い勝手も高められています。フロアボードが上下2段式になったほか、前後の2分割にも対応。上下2段式により、開口部との段差がなくなり、さらに床下のサブトランクの容量も拡大。

そのほか、特別仕様車の「Field Journey」に防水加工済みのリバーシブルラゲッジボードが備わるなど、キャンプなどのアウトドアでより使いやすく、「映える」仕様を設定。

さらに、スポーティな「Sports Appearance(スポーツアピュアランス)」という特別仕様車も追加されています。また、上級仕様の特別仕様車「Exclusive Mode」のさらなるアップデートも盛り込まれています。

MAZDA CX-5
ラゲッジスペースのフロアボードが上下2段式(前後に仕切ることもできる)になった

こうした特別仕様車は、別の記事でご紹介します。なお、ビッグマイナーチェンジともいえそうなCX-5の価格帯は、267万8500円〜407万5500円となっています。

(文:塚田 勝弘/写真:井上 誠)