■4.4リットルV型8気筒ツインスクロールターボエンジンで621ps発揮
先日、BMW「M340i」をベースとするアルピナ「B3」改良型プロトタイプを捉えましたが、今度はクロスオーバーSUV「X7 M50i」をベースとする「XB7」プロトタイプを初スクープしました。
他BMWプロトタイプとともに、トランスポーターで輸送中を捉えた開発車両は、アルピナ開発車両特有の「OAL」プレートの代わりに「M」プレートが装着されています。おそらく多数のBMWモデルと一緒に輸送されていることが原因と思われます。
プロトタイプの後部にはクワッドエキゾーストパイプ、足回りにアルピナブレーキ、フルスポークデザインではありませんが、やはり同ブランドの5スターホイールが装着されている点からもアルピナで間違いないと思われます。
フロントエンドには、「X7」改良型でも話題の上下二段スプリットヘッドライトを装備、BMW最新トレンドを追随していることが見てとれます。しかし、フロントバンパーやリアバンパーには専用テイストが取り込まれるはずです。
キャビン内でも同様のことが言え、「iX」でみられる、カーブした湾曲ダッシュボードが採用予定です。
パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインスクロールターボエンジンをキャリーオーバー、最高出力は621psを発揮し、0-100km/h加速を4.2秒で駆け抜ける7人乗り巨大SUVとなります。
ベースとなるX7は2022年前半にデビュー予定で、アルピナバージョンは直後に続くことが予想されます。