■2.0リットルSKYACTIV-Xと48Vマイルドハイブリッドの組み合わせが有力
マツダが世界に誇るライトウェイトスポーツカー、「ロードスター」次期型の開発がスタートしていると思われますが、その最新情報を入手しました。
初代ロードスターは1989年に登場、「ユーノス店」第一弾モデルとして「ユーノス ロードスター」の名称で発売、その後1996年に「ユーノス」の名称が消滅、1998年にデビューした2代目では「マツダ ロードスター」に生まれ変わりました。
2005年には3代目(NC型)が発売し、プラットフォームを刷新、現行モデルである4代目(ND型)は2015年に登場、発売から6年が経過し、次期型「NE」の登場が期待されています。
すでに2019年12月の時点で次期型(NE)はマツダ「3」から流用する「SKYACTIV-X」+マイルドハイブリッド、あるいは新開発のハイブリッドを搭載すると予想していましたが、Autocarの調べによると、第5世代ロードスターは「SPCCI」(火花点火制御圧縮着火)の恩恵を受けるスーパーチャージャーを備える直列4気筒エンジン(SKYACTIV-X)が48Vマイルドハイブリッドと組み合わされる可能性が高いといいます。
マツダの2.0リットル「SKYACTIV-X」は、2.0「SKYACTIV-G」ユニットよりも最大30%高いトルクを提供し、燃費消費量を最大30%削減します。おそらく、ロードスター次期型では、2.0リットルエンジンを搭載すると思われますが、1.5リットルユニットの候補もあるようです。
エンジンに関しては確定情報ではありませんが、ほぼ確実に言えることは重量を最小限に抑えることが必要なため、少なくとも次期型でエレクトリック、フルハイブリッド、あるいはプラグインハイブリッドなどは提供されないということは言えそうです。
エクステリアデザインは、新設計されたフロントグリルを装備、バンパーにはスプリッターを装着しアグレッシブに、ヘッドライトはよりシャープなデザインが予想されます。