■新設計のLEDテールライト、トランクリッドより分厚い専用スポイラーを初装着
BMWは現在2ドアスポーツ、「4シリーズ クーペ」に設定されるとみられる「4シリーズ CSL」(仮称)開発していますが、市販型ボディをまとった最新プロトタイプを、カメラがはじめて捉えました。
キャッチした開発車両の後部では、新設計のLEDテールライトや、トランクリッドより分厚い専用スポイラーが初めて装着されており、これまでのプロトタイプがダミーをまとっていたことがわかりました。
ただし、M4の「M4パフォーマンスオプション」により提供される大型リアウィングや、スタックタイプのエキゾーストパイプは装着されておらず、今後追加される可能性もあると見られます。
またフロントエンドでは、アグレッシブにみえるようバンパーを新設計。通常のM4のエアインテークが2つのセクションに分割されています。
CSLは、初のM専用設計のヘッドライトを装備するといわれていますが、クラスター自体は通常のM4と同じようにみえるため、グラフィックス変更が主となりそうです。
パワートレインは3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載し、M4コンペティションでは最高出力503ps、最大トルク650Nmを発揮しますが、M4 CSLでは540psまで向上するといいます。動力性能は、0-100km/h加速3.4秒のM4コンペティションに対し、CSLでは3.3秒以下となります。
後輪駆動のみで、マニュアルは設定されず、オートマチックギアボックスのみが組み合わされると予想されます。
M4 CSL(またはCS)のワールドプレミアは、2022年前半と思われ、限定1,000台とも噂されています。