シュコダの大型ファミリーモデル「スペルブ」次期型を大予想! VWパサート後継モデルと兄弟に

■スパイショットでは垂直サイドインテークを備える新設計されたバンパーを確認

シュコダのフラッグシップモデル、「スペルブ ワゴン」次期型プロトタイプを捉えるとともに、セダン版のエクステリアを大予想しました。

シュコダ スペルブ_005
シュコダ スペルブ ワゴン 次期型 プロトタイプ

初代スペルブは1934年に発売、1949年に一度生産が終了しました。しかし2001年、52年ぶりにVW「パサート ロングホイールベース」仕様をベースに復活、現行型は2015年から発売されています。

2019年に大幅改良された現行型スペルブは、VWグループのプラットフォーム、エンジン、テクノロジーを流用、ラインアップのフラッグシップとしてセダンとワゴンを提供、また予算にやさしい大型ファミリーカーとして存在感を増しています。

シュコダ スペルブ_002
シュコダ スペルブ セダン 次期型 予想CG

ヨーロッパ・アルプスで捉えたプロトタイプは、現行型のテストミュールを使用していますが、リフレッシュされたLED照明ユニット、垂直サイドインテークを備える新設計されたバンパーを装備しています。

後部には新LEDテールライトの一部が露出していますが、ロシアの車情報サイト「KOLESA.RU」から提供された予想CGからは、スリムでワイドなデザインが見てとれます。またリアバンパーの下に隠された2つのテールパイプがあり、ICEを搭載したバージョンを示唆しています。

プラットフォームとパワートレインは、VW「パサート」後継モデル(B9)と共有するとみられ、「MQB」アーキテクチャの拡張バージョンを採用、EV航続最大62マイル(100km)のプラグインハイブリッドモデルと予想されます。

また2.0TDIディーゼルエンジンや2.0TSIガソリンエンジン、および1.5e TSIマイルドハイブリッドも提供されると思われます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる