■スパイショットでは垂直サイドインテークを備える新設計されたバンパーを確認
シュコダのフラッグシップモデル、「スペルブ ワゴン」次期型プロトタイプを捉えるとともに、セダン版のエクステリアを大予想しました。
初代スペルブは1934年に発売、1949年に一度生産が終了しました。しかし2001年、52年ぶりにVW「パサート ロングホイールベース」仕様をベースに復活、現行型は2015年から発売されています。
2019年に大幅改良された現行型スペルブは、VWグループのプラットフォーム、エンジン、テクノロジーを流用、ラインアップのフラッグシップとしてセダンとワゴンを提供、また予算にやさしい大型ファミリーカーとして存在感を増しています。
ヨーロッパ・アルプスで捉えたプロトタイプは、現行型のテストミュールを使用していますが、リフレッシュされたLED照明ユニット、垂直サイドインテークを備える新設計されたバンパーを装備しています。
後部には新LEDテールライトの一部が露出していますが、ロシアの車情報サイト「KOLESA.RU」から提供された予想CGからは、スリムでワイドなデザインが見てとれます。またリアバンパーの下に隠された2つのテールパイプがあり、ICEを搭載したバージョンを示唆しています。
プラットフォームとパワートレインは、VW「パサート」後継モデル(B9)と共有するとみられ、「MQB」アーキテクチャの拡張バージョンを採用、EV航続最大62マイル(100km)のプラグインハイブリッドモデルと予想されます。
また2.0TDIディーゼルエンジンや2.0TSIガソリンエンジン、および1.5e TSIマイルドハイブリッドも提供されると思われます。