新種アンモナイトの化石発見/中国初の有人宇宙船/マツダのルーチェ・ロータリークーペ登場!【今日は何の日?10月15日】

■新種の化石発見を記念した化石の日。中国が有人宇宙船の打ち上げに成功

ニッポニテス
異常巻きアンモナイト「ニッポニテス」(c) Creative Commons

1904(明治37)年10月15日、日本古生物学会のシンボルマークにもなっている異常巻きアンモナイト「ニッポニテス・ミラビリス」を、東北大学・矢部長克教授が北海道の後期白亜紀の地層から発見して、新種発表を行いました。これを記念して、今日は「化石の日」に制定されています。このアンモナイトは、約1億4500万年前~6600年前の中生代白亜紀に日本海の浅海に生息していたもので、その後各地で同種のアンモナイトが発見されています。

神舟5号(C)Creative Commons
神舟5号(C)Creative Commons

また2003(平成15)年のこの日、中国が「神舟5号」という機体を使い、有人宇宙船の打ち上げに初めて成功しました。有人宇宙船は、ソ連(現、ロシア)、米国に次いで世界で3番目です。宇宙空間の覇権を握り、通信衛星やGPSなどを利用した軍事面で優位に立つことを目指してきた米国とロシア、そこに中国が割り込もうとしている状況です。日本も今年、日本の人工衛星を守り、不審な人工衛星を監視するため、航空自衛隊に「宇宙作戦隊」を発足しました。地上だけでなく宇宙でも覇権争いが激化しているということですね。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●マツダからロータリー第3弾「ルーチェ・ロータリークーペ」デビュー!

1969(昭和44)年のこの日、マツダからロータリーエンジンを搭載した「ルーチェ・ロータリークーペ」がデビューしました。ベースのルーチェは、1966年8月からレシプロエンジンを搭載して発売を開始。マツダの最上級中型セダンで、デザインはイタリア人デザイナーのジウジアーロ、1.5Lクラス初のSOHCエンジンやクラス最大6名乗車できるモデルとして注目を集めました。

1969年発売のルーチェ・ロータリークーペ、丸形ヘッドライトがイタリア風
1969年に発売されたルーチェ・ロータリークーペ。丸形ヘッドライトがイタリア風
1969年発売のルーチェ・ロータリークーペの後ろ外観、シンプルなリアエンド
ルーチェ・ロータリークーペの後ろ外観。シンプルなリアエンド

世界初のロータリーエンジンの量産化に成功したマツダ(当時は東洋工業)が、1964年の「コスモスポーツ」、1968年の「ファミリア・ロータリー」に続いて投入したのが、第3弾の「ルーチェ・ロータリークーペ」でした。ルーチェ・ロータリークーペは、ロータリーエンジンだけでなく、マツダ初のFFレイアウトをはじめ、足回りからスタイリングまですべてが専用設計されました。

1969年発売のルーチェ・ロータリークーペの運転席、シンプルな3連メーター
ルーチェ・ロータリークーペの運転席。シンプルな3連メーター

パワートレインは、655cc x 2ローターの新開発ロータリーエンジン13A型と4速MTの組み合わせ。最高出力126PS、最大トルク17.5kgmを発揮するロータリーエンジンは、最高速度190km/h、0→400m加速16.9秒を叩き出しました。これは当時のクラウンやスカイラインの6気筒エンジンを凌駕する圧倒的な動力性能でした。

1966年発売のレシプロエンジン搭載のルーチェ
1966年に発売されたレシプロエンジン搭載のルーチェ

ロータリーらしいパワフルな走りを誇ったルーチェ・ロータリークーペでしたが、FF化の熟成度に課題があったため、トルクステアなどが発生しやすく操縦安定性については不評でした。ロータリーエンジンに魅了された一部のファンには評価されましたが、販売は振るわず、1972年9月に生産台数わずか976台で生産を終えました。

当時マツダは、ロータリーエンジンを看板にフルラインナップ戦略を図っており、ルーチェ・ロータリークーペの投入を急ぐあまり、技術的な未成熟を露呈させてしまったようにも思えます。とはいえマツダはロータリー技術を磨き続け、後のサバンナやRX-7で成果を花開かせることになります。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

Mr.ソラン