■11月上旬に欧州でワールドプレミア予定
トヨタ自動車が10月5日(現地時間)、ヤリス クロスの弟分にあたる小型クロスオーバー「アイゴ クロス」のティザー画像を公開しました。

同社の欧州部門が本年3月に公開したコンセプトモデル「アイゴ X プロローグ」がベースになっており、画像からは個性的なテールランプの一部や、“AYGO X”のエンブレム ロゴが見てとれます。
トヨタモーターヨーロッパが計画からデザイン、開発、設計、製造に至るまで一貫して担当した初のモデルで、欧州の都市部や郊外などにおけるユーザーの使用環境を念入りに調査して開発したそうです。

同社によると、「X」を“クロス”と発音するそうで、ヤリスやヤリス クロスと同様、TNGA(Toyota New Global Architecture)「GA-B」プラットフォームを採用。事実上、ヤリス クロス、カローラ クロスに続くクロスシリーズ第3弾となります。
ちなみに、コンパクトカー「アイゴ(AYGO)」はトヨタ・プジョー・シトロエンの共同開発により2005年に初代モデルが誕生して以来、トヨタのエントリーモデルとして2代に渡り、遊び心や楽しさなどを打ち出したモデルとして欧州のユーザーに支持されてきました。

コンセプトモデルは、前後フェンダーが大胆に張り出したヤリスにも通じるボリューミーな造形が特徴で、コンパクトながらもクロスオーバータイプのエクステリア・デザインを採用。
個性的なフロントマスクが目を惹く魅力的なモデルに仕上がっており、量産モデルへの展開が期待されます。

コロナ禍の環境下、専任チームはリモートワークも併用しながらハンドスケッチからデジタルスケッチ、モデリング、バーチャルリアリティによるシミュレーションを経てクレイモデルを製作。Aセグメントにおいて、どのようにスパイスを効かせることができるかを探りながら、大胆にデザイン作業を進めたそうです。
完成したコンセプトモデルには、唐辛子をモチーフとしたボディカラー「スパークリングチリレッド」が採用されました。

ED2社長のイアン・カルタビアーノ氏は、「ED2チームがアイゴ X プロローグを生み出したことを誇りに思うとともに、同車がこのセグメントに革命をもたらすのを楽しみにしています」とコメントしています。

新型「アイゴ クロス」は現行アイゴの生産工場である、チェコのコリーン工場で生産予定。
トヨタは現行アイゴ同様、新型においてもリーズナブルな車両価格を維持する旨をアナウンスしており、実現すればヤリス クロスの弟分として大きな注目を集めそうです。
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