■発音は「アイゴ クロス」。GA-Bプラットフォームの短縮バージョンで構築
トヨタは現在、欧州Aセグメントに属する新型シティクロスオーバーを開発していますが、市販型では「アイゴX」(発音はクロス)になることが決定、そのティザーイメージが1点公開されました。
アイゴXは、3月に初公開されたコンセプトカー「アイゴXプロローグ」の市販バージョンで、これまで何度かスクープに成功していました。
アイゴは2005年以来、プラットフォームとほとんどのコンポーネントをプジョー「108」、シトロエン「C1」と共有していましたが、新型ではトヨタ「ヤリス」や「ヤリスクロス」で採用されている「GA-B」プラットフォームの短縮バージョンで構築されます。
トヨタは「AYGO X」のバッジとテールライトクラスターの一部が映るティザーイメージ以外、詳細を明かしていませんが、ホイールベースが先代アイゴの2,340mmとアイゴ Xプロローグコンセプトの2,430mmの中間に位置するサイズが見込まれています。
パワートレインも不明ですが、コストを抑えるためにEVオプションはないと予想されます。
おそらく最高出力100ps未満で、直列3気筒自然吸気ガソリンエンジンユニットを搭載すると思われます。以前捉えたプロトタイプは19インチタイヤを装着、コンセプトの外観を維持しているものの、派手さは若干抑えられたデザインが伺えます。
アイゴ Xのワールドプレミアは11月で、チェコの工場で生産される予定です。