■好評の12型デジタルミラー型ドライブレコーダーに続く第2弾
ドライブレコーダーのニーズの高まりと共に、視界を妨げないコンパクトタイプの支持が高まっています。中でもルームミラー型は、デジタルミラーとドライブレコーダーの1台2役をこなせるため、今後さらに注目度がアップしそうです。
2021年10月5日、JVCケンウッドはドライブレコーダーで3大人気ブランドである「ケンウッド」から、デジタルルームミラー型ドライブレコーダー「ミラレコ」の新ラインナップとして、前方・後方の同時撮影に対応する「DRV-EM3700」を、10月下旬より発売すると発表しました。
今回発表された「DRV-EM3700」は、10型IPS液晶採用のデジタルルームミラーが搭載された、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー。
前後2カメラの両方に、夜間や暗い場所での撮影に強い高感度CMOSセンサー「STARVISTM」が搭載され、夜間やトンネル内などをはじめ、前方、後方を問わずさまざまなシーンで高画質録画が可能。さらに、デジタルルームミラーとして後方映像を広視野角なIPS液晶で高画質に確認できます。デジタルミラーですので、キャンプなどで荷物が増えても後方視界を確保できるのもうれしい点です。
JVCケンウッドは、大画面12型のIPS液晶が搭載されたデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」を2021年7月に発売し、デジタルルームミラー型ドライブレコーダーの市場ニーズに応えるタイプとして、好評を得ているそう。
今回、新たにリリースされた「DRV-EM3700」は、コンパクトカーや軽自動車の車内にぴったりな10型サイズで、広い視野角を持つIPS液晶を採用。先に投入された「DRV-EM4700」で好評の機能や性能がすべて踏襲されています。高画質のIPS液晶とタッチパネルが備わり、スライド操作による表示範囲の調整、タッチ操作による前方と後方の画面の切り替えが可能。
また、国内で多い右ハンドル車のドライバーと同じ目線で録画ができる「右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ」も採用されています。さらに、万が一の際にハンドルから手を放さずに録画を開始できる音声コマンド機能や、最長24時間の駐車監視録画(別売の車載電源ケーブル「CA-DR550」による電源接続が必要)などにも対応。
前後2カメラ式デジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM3700」の価格はオープンで、市場推定価格は、5万400円となっています。
(塚田 勝弘)