■改良型ではマイルドハイブリッドと組み合され初の電動化にも期待
BMWのフラッグシップ2ドアクーペ、『8シリーズ』改良型プロトタイプをカメラがはじめて捉えました。
初代8シリーズクーペは「世界一美しいクーペ」と称された「6シリーズ」の後継モデルとして1990年に登場、プロ野球の読売ジャイアンツやニューヨークヤンキースで活躍した、松井秀喜選手がジャイアンツ時代に所有していたことでも有名です。
現行型となる第2世代は2018年に発売、2019年にはコンバーチブル、2020年にはグランクーペがラインアップに加わっており、これが初の改良型となります。
捉えたプロトタイプは、フロント&リアが厳重にカモフラージュされており、大幅にデザインが刷新されることを示唆しています。
ヘッドライトユニットは現行モデルと同じですが、今後着手される可能性があるほか、グリル、下部インテークなども新設計されるはずです。後部ではエアアウトレット、バンパー、LEDテールライトのグラフィックが刷新されると思われます。
キャビン内では、現行の10.25インチより大きなインフォテインメントディスプレイを搭載、新世代のiDriveインターフェイスが採用される可能性がありそうです。
現行型パワートレインは最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャー搭載「840i」をはじめ、最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボ搭載「M 850i xDrive」などがラインアップしていますが、改良型ではマイルドハイブリッドと組み合され初の電動化も噂されています。
8シリーズクーペ改良型のデビューは、2022年後半と予想されています。