■予想価格3億円! 1967年の「330P4」レースカーにインスパイアされたデザインが有力
フェラーリは2018年9月、新シリーズ「Icona」初のモデルとして「モンツァSP1」と「モンツァSP2」を発表しましたが、その第二弾となる新型モデルを11月に発表する可能性が高いことがわかりました。
モンツァSP1は、ドライバーに焦点を当てたシングルシートロードカーで、モンツァSPはドライバーとパッセンジャーに走る喜びを与えてくれる2シーターオープンです。どちらも「812スーパーファスト」をベースに専用のレトロデザインが与えられています。
最新情報によると、新型モデルは1967年の「330P4」レースカーにインスパイアされたデザインが有力だといいます。
伝えられるところによると、心臓部には「812コンペティツィオーネ」から流用される6.5リットルV型12気筒自然吸気エンジンを搭載、最高出力830ps・最大トルク692Nmを発揮、純粋な燃焼動力でハイブリッドアシストは持たない見込みです。
2021年5月には、フェラーリのテクニカルボスであるマイケル・レイターズ氏が「より強力なV型12気筒を開発中」と述べており、その関連性が気になるところです。新型「Icona」は「ラ・フェラーリ アペルタ」に基づいており、330P4スパイダーのようにオープンループスタイルが予想されます。
SP1とSP2は限定500台が販売されましたが、新型Iconaではさらに縮小、限定300台程度で販売される可能性がありそうです。また当然のことながら、超高級フェラーリとして、250万ドル(約2億7500万円)から300万ドル(約3億3000万円)の間になることは確実と言えそうです。
これまでラ・フェラーリ開発車両をスクープ、それが次世代ハイパーカーと予想していましたが、実は新しいIcona開発車両だったのかもしれません。
新型モデルのワールドプレミアは、2021年11月の「Finali Mondiali 2021」と予想されています。