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■ネイキッドモデルとカフェレーサーがアップデート
世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールドが、フラッグシップモデルの「INT650」と「コンチネンタルGT650」をマイナーチェンジし、日本で販売開始することを発表しました。
ユーロ5適合エンジンを搭載するとともに、新たに5種類のカラーバリエーションが公開されています。
●創業120年を誇る英国発祥の老舗ブランド
1901年に英国で誕生したロイヤルエンフィールドは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドです。
2021年には創業120周年を迎えた老舗で、現在はインドの自動車メーカー、アイシャ―・モーターズの一部門として、伝統に裏付けられたクラシカルなスタイルのバイクをリリースしています。
そのロイヤルエンフィールドのフラッグシップともいえるのが、ビンテージなフォルムが魅力のネイキッドであるINT650と、カフェレーサースタイルのコンチネンタルGT650です。
いずれもエンジンには、最高出力47馬力を発揮する648cc・空冷4ストローク並列2気筒を搭載。美しい冷却フィンを持つ空冷エンジンながら、今回のマイナーチェンジにより、欧州の最新排ガス規制ユーロ5に対応させています。
●1960年代の名車をイメージ
今回導入された新色は、まずINT650には、新たにスタンダード(単色)の「キャニオンレッド」と「ベンチュラブルー」の2色、カスタム(ツートン)には「ダウンタウンドラッグ」と「サンセットストライプ」の2色がそれぞれ追加。
また、スペシャル仕様として、クロームタンクにレッドストライプが施されたマーク2がラインナップに加わりました。
特にマーク2は、1960年代にカリフォルニアで一大ブームを巻き起こしたモデル、初代「INT750」を彷彿とさせるカラーを採用。伝説を継承するこのモデルの魅力を、より引き立たせるカラーを採用しています。
一方、カフェレーサースタイルのコンチネンタルGT650にも、5つの新色が追加されました。
1960年代に人気を博した「コンチネンタルGT」からのインスピレーションと、熱烈なファンからの要望に応え、スタンダードには最も愛されている「ロッカーレッド」を復活。加えて、新たに「ブリティッシュレーシンググリーン」も導入しています。
さらにカスタムには「ドゥ・デラックス」と「ベンチュラストーム」の2色を追加し、クロームタイプの「ミスタークリーン」もアップデートしています。
●豊富な純正オプションパーツも魅力
これら2モデルは、豊富な純正オプションパーツも魅力です。
まずINT650には、シートに標準的なツーリングデュアルシートとツーリングシートの2種類を用意。
また、エンジンガードやサンプガード、トール/ショートスクリーンキット、フォークブーツ、ツーリングミラーなども設定。ロードスターとしての魅力をより高めると共に、ライディングスタイルを向上させる様々なアイテムが用意されています。
対するコンチネンタルGT650では、ブラックにペイントされたスクリーンキット、バーエンドミラー、様々な色のシングルシートカウルなど、多彩なカスタマイズやアクセサリーのオプションを用意。
また、サンプガードやエンジンガードなどの様々なプロテクションアイテムもあり、カフェレーサースタイルを更に引き立てることが可能です。
なお、これらのカスタマイズやアクセサリーのオプションはすべて認証を取得しており、アクセサリーには2年間の保証が付いています。
価格(税込)は、INT650が85万2500〜89万7600円。コンチネンタルGT650が87万2300〜92万700円です。
(文:平塚 直樹)