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■人気スパイ映画の最新作にも登場
119年の歴史を誇るイギリスのトライアンフ・モータサイクルズの日本法人、トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、大人気スパイ映画の「ジェームズ・ボンド」シリーズ最新作、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」にインスパイアされた限定モデルを発表。
映画のスタントシーンで大活躍する「タイガー900ラリープロ」をベースにした、世界250台限定の「タイガー900ボンド・エディション」を発売することを明らかにしました。
●映画に登場するバイクがベース
「ジェームズ・ボンド」シリーズといえば、ご存じの通り、イギリス秘密諜報部のエージェントで殺しのライセンスを持つ男、コードナンバー「007」ことジェームズ・ボンドが大活躍する大人気スパイ映画です。
1962年から続くこのシリーズでは、いつも劇中で高級車やスポーツカーに乗ったボンドが、敵と激しいカーチェイスを繰り広げるのも魅力。その第25作目となる最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」では、トライアンフのタイガー900ラリープロも登場し、見せ場となるアクションシーンで大暴れします。
今回発表されたタイガー900ボンド・エディションは、そうした長い伝統を持ち、イギリスを代表するスパイとバイクメーカーのコラボを記念して作られた新型リミテッドエディションなのです。
ベースとなるのは、映画にも登場するタイガー900ラリープロ。900cc・3気筒エンジンを搭載し、高いオフロード走破性を持つアドベンチャーモデルです。
●注目度満点のグラフィックを採用
250台限定となる新型リミテッドエディションの特徴は、まず外装にマットサファイアブラックのペイントと、独自の007TMグラフィックを備えていることです。
また、フレーム、ヘッドライトフィニッシャー、サイドパネル、サンプガード、ピリオンフットレストハンガー、補助ランプシュラウド、エンジンガードはすべて、プレミアムなブラック仕上げとなっています。
特に注目なのは、燃料タンクにゴールドで描かれた、拳銃をイメージさせるデザインが特徴敵な「007」の文字。これは、映画ファンの多くが知っている有名なロゴマークで、ユニークかつ人目を引くこと間違いなしのグラフィックだといえます。
各車両には、1台1台に独自のリミテッドエディションナンバーが付いた、ビレット加工のハンドルバークランプも装備します。
さらに、フルカラー7インチTFT液晶ディスプレイには、特別な007のオープニングアニメーションを表示。ヒーター機能を搭載するシートにもボンド・エディションのロゴが入るなど、各部に特別仕様であることを強調した装備を搭載します。
ほかにも、アップタイプのアロー製マフラーには、ブラシ仕上げのステンレススチール製ボディとカーボンエンドキャップを備えたサイレンサーを採用。
タイヤには、ノーマル設定のブリヂストン製バトラックスに加え、よりオフロード性能が高いミシュラン製アナキーワイルドも用意され、走るシーンや好みによって選択することが可能となっています。
タイガー900ボンド・エディションの価格(税込)は232万5000円。なお、映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の日本公開は2021年10月1日からの予定です。
(文:平塚 直樹)