■「フロンティア」「ローグ」「キックス」、そしてパトロールの米国版「アルマーダ」など
日産はパフォーマンス・チューニングブランド「NISMO」を、スポーツカー以外にも北米市場に投入する可能性があることがわかりました。
NISMOネーミングは、日産のモータースポーツ「NISsan MOtorsport」に由来。レーシングシーンで磨き抜かれた日産の究極のパフォーマンスモデルで、その経験や技術を惜しみなく注ぎ込んだロードモデルです。
米国市場導入で狙っているのはピックアップトラック、およびクロスオーバーセグメントと思われます。
NISMOのグローバルCEOである片桐隆夫氏は、米Automotive News誌のインタビューで、「米国の自動車購入者のニーズに合わせて、北米市場向けにさらに多くのNISMO製品を提供することを議論している」と明言、クロスオーバーとトラックのセグメントの可能性を示唆しました。
現在、米国で提供されているNISMOは、「GT-R NISMO」と「370Z NISMO」というスポーツカーのみですが、今後多くのモデルで展開が予想され、「フロンティア」「ローグ」「キックス」、そしてパトロールの米国版「アルマーダ」も期待できるでしょう。
今後数年間、米国市場においてエレクトリックモデルをはじめ、日産のエキサイティングな展開がはじまりそうです。