レトロなダックテールスポイラーを持つポルシェ「911スポーツクラシック」、パワーは473馬力か?

■「GTS」に搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを流用

ポルシェが開発しているとみられる、「911スポーツクラシック」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ 911 スポーツクラシック 新型 開発車両

ニュルブルクリンクで捉えた開発車両は、ディテールのほとんどを露出し、生産準備が整っている雰囲気があります。

プロトタイプは「ターボS」に酷似したフロント&リアバンパーを装着。そのほか、「911 2.7RS」のリアを想起させるレトロなダックテールスポイラー、センターロック式ホイール、ダブルバブルルーフも確認できます。

またボンネットのキャラクターラインにも注目。他の911より幅が狭く、ダブルバブルルーフのスタイリングラインにマッチしているのも特徴です。

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ポルシェ 911 スポーツクラシック 新型 開発車両

パワートレインに関しては様々な憶測が流れていますが、最新情報によると、6月に発表されたばかりの「GTS」に搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを流用する可能性があるといいます。

この場合、最高出力は473ps・最大トルク596Nmを発揮するはずです。

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ポルシェ 911 スポーツクラシック 新型 開発車両

ポルシェがスポーツクラシックを限定発売することは濃厚ですが、その数は不明で、ワールドプレミアは最速で2021年内、あるいは2022年初頭と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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