2022年「インテグラ」復活。ついに3代目“インテR”が登場する!?

■インテグラ「タイプR」(2代目)は2007年に惜しまれて販売終了

初代ホンダ インテグラ「タイプR」のエクステリア

1985年発売の初代モデルから2001年発売の4代目(~2007年)まで、22年間に渡って販売されたホンダのスポーティモデル「インテグラ」。

2代目(1989年~)のCMに映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で人気の有ったマイケル・J・フォックスが起用され、“カッコインテグラ”のフレーズが当時話題になりました。

また3代目(1993年~)では1995年のマイナーチェンジを機に、クルマ好きのハートを刺激する本格派のスポーツモデル、初代「タイプR」が誕生。

サーキット走行を想定して開発されており、装備の簡略化等により3ドアで車重が1トン少々と、ストイックなまでに軽量化が施されていました。

初代ホンダ インテグラ「タイプR」に搭載された1.8L VTEC B18C型エンジン

赤い結晶塗装が施されたヘッドカバーが誇らしげなリッター111psを発生する1.8L直4DOHC VTECエンジン(200ps/19.0kgm)を搭載。トランスミッションは5MT仕様で、前後サスペンションにダブルウイッシュボーン式を採用するなど、チャンピオンシップホワイトが似合うホットモデルでした。

エクステリアではリヤに大型スポイラーを標準装備しており、白色のアロイホイールを装着。インテリアでは真っ赤なレカロシートやチタン製シフトノブなどを装備するなど、当時、FF最強のハンドリング・マシンと称されていました。

2代目ホンダ インテグラ「タイプR」のリヤビュー

タイプRはその後も進化を続け、4代目(2001年~)インテグラをベースにした2代目へとバトンタッチ。

2代目ホンダ インテグラ「タイプR」に搭載された2.0L VTEC K20A型エンジン

初代を上回る2.0L直4DOHC i-VTECエンジン(220ps/21.0kgm)に6MTを組み合わせており、車両サイズは全長4,385、全幅1,725、全高1,385mmでホイールベースが2,570mm。

しかし2007年にはインテグラの販売終了と共に、「タイプR」についても惜しまれつつ姿を消すこととなり、今年で14年が経過しました。

●次期インテグラのティザー画像は現行アキュラ「ILX」に酷似

ホンダが2022年の復活を予告した次期インテグラのティザー画像

そうしたなか、ホンダの北米部門がインテグラを2022年に復活させると明言するとともに、一枚のティザー画像を公開。

これを受けて、巷では早くも3代目“タイプR”登場への期待が高まっており、すでに2.4L直4DOHC i-VTECエンジン+6速MTの組み合わせにより、最高出力280psを発揮するとの予測まで登場。

現行アキュラ「 ILX」のLEDヘッドランプ

ホンダの北米部門でアキュラのブランドオフィサーを務めるジョン・イケダ副社長は「インテグラがドライブの楽しさの精神とDNAを持ってアキュラのラインナップに戻って来ることを嬉しく思います。デザイン、パフォーマンスなど、あらゆる面でプレシジョンクラフトパフォーマンスへのコミットメントを果たしています」としています。

今回ホンダが提示した次期インテグラのティザー画像によると、薄型LEDヘッドランプやダイヤモンド型ラジエーターグリルを持つ現行アキュラ「ILX」に酷似していることから、同車の次期クーペ版としてデビューする可能性がありそうです。

現行アキュラ「 ILX」のフロントビュー

ちなみに同車の車両サイズは全長4,628、全幅1,793、全高1,412mmでホイールベースが2,670mm。車両価格は約290万円からとなっています。

ホンダは日本でのインテグラ復活について明言していませんが、実現した場合、国内専用のフロントマスクが与えられることは想像に難くないでしょう。

現行アキュラ「 ILX」のリヤビュー

ホンダが推進する2040年に向けた電動化戦略に伴い、同社を代表するスポーツカー「S660」(~2022年3月)や、「NSX」(~2022年12月)の生産終了が伝えられるなか、果たして次期インテグラがどのような形で復活するのかは現時点で不明ですが、世界中のホンダファンが同社のスポーツモデル登場を待ち望んでいることは間違いありません。

Avanti Yasunori

【関連リンク】

Acura ILX https://www.acura.com/ilx