■国産ブランドはホンダと日産が同ポイントで1位
J.D.パワー ジャパンは、2021年8月19日に今年で20回目の実施となる「J.D. パワー 2021年日本自動車セールス顧客満足度調査」の結果を発表しました。
この調査では、総合的な顧客満足度に影響を与えるファクター(要因)が設定され、各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に1000ポイント満点で総合満足度スコアを算出。
顧客満足度を構成するファクターは、総合満足度に対する影響度が大きい順に「納車」(26%)、「店舗施設・サポート」(26%)、「商談」(26%)、「契約手続き」(21%)となっています(カッコ内は影響度)。総合満足度の業界平均スコアは、1000ポイント満点で、729ポイントとなっています。
「ラグジュアリー」ブランドで1位はレクサス(809ポイント)。
評価項目のうち、「店舗施設・サポート」「商談」「契約手続き」の3ファクターでセグメント中、最高評価となっています。ただし、2021年7月のレクサス高輪の不正車検問題の影響は不明です。
ラグジュアリーブランドの2位は、ボルボ(804ポイント)。「マーケット国産ブランド」の1位は、ホンダと日産で共に733ポイントで同点。
ホンダは「店舗施設・サポート」ファクターでセグメント中、最高評価。日産は、全ファクターでセグメント平均以上の評価を得たそうです。3位は、732ポイントで三菱自動車となっています。
(塚田 勝弘)