■最新トレンドとレトロ感を調和させたデザインを継承
日産が世界に誇る2ドアスポーツカー「フェアレディZ」の公開が8月17日に迫っていますが、市販型の最終ティザーイメージが公開されました。
昨年発表されたコンセプトでは、フロントエンドやロングフード、キャビンを「240Z」(S30型)から継承、リアエンドは4代目(Z32型)からインスピレーションを得たデザインで仕上げ、レトロ感をうまく調和させたエクステリアが特徴でしたが、市販型ではどこまで反映されるか注目されます。
最終ティザーイメージでは、リアクォーターウィンドウ後部の「Z」ロゴ、LEDデイタイムランニングライトなど、プロトタイプとほぼ同じ様子がうかがえ、グリルまわりの調整がなされる程度と予想されます。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載、6速マニュアルトランスミッションと組み合わされます。
最高出力は400psと予想され、トヨタ「スープラ」よりパワーが優れている可能性もありそうです。また市販型は「400Z」と噂されていましたが、最新情報では日本を除くすべての市場において、単に「Z」と名付けられる可能性があるようです。
市販型の価格は米国で34,995ドル(約385万円)で、スープラ3.0より16,950ドル(約186万円)安いと予想され、コストパフォーマンスが高いのも特徴です。
なお、今回のワールドプレミアは北米市場のモデルであり、日本仕様の詳細は2021年後半までお預けとなるかも知れません。