■内燃機関モデルとフルエレクトリックパワートレインを設定
メルセデス・ベンツは現在、小型商用車「シタン」次期型を開発していますが、そのティザーイメージを公開するとともに、8月25日のデビューが確定しました。
2012年から発売されているシタンは、ルノー「カングー」をベースとし多くのコンポーネントを共有するLCVで、「Aクラス」をベースとしていた同社の「バネオ」の後継モデルにあたります。
次期型では2つのバージョンが提供されます。1つは内燃機関モデル、もう1つはフルエレクトリックパワートレインを備えます。コンパクトボディでも広い貨物スペースを持ち、市場ではLCVを多様なスタイルで発売する予定のほか、大きなスライドドアを採用、低積載ラインと組み合わせることで荷物の積み下ろしを容易にしてくれます。
またルノーが新型「カングー」と「エクスプレス」で行なったように、メルセデス・ベンツはシタンを2つのモデルシリーズに分けます。
「シタン」はビジネスクライアントや中小企業向けの手頃なバンであり、「T-Cross」はもう少し豪華で家族のニーズに合わせて調整、アクティブなレジャーを存分に楽しむことが可能となります。
メルセデス・ベンツはすでにEV版「eシタン」プロトタイプの画像を公開していますが、公開されたティザーイメージではプロトタイプと異なるシャープなLEDデイタイムランニングライト、ラウンドしたコーナーエアインテークなどを確認することができます。