巧妙にカモフラージュされたVW「ID. BUZZ」市販型プロトタイプをスクープ!

■市販型では48kWh~111kWhのバッテリーを積み、3つのパワーレンジが選択可能に

フォルクスワーゲンが開発を進める次世代EVミニバン「ID.BUZZ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ

キャッチした開発車両は、前回同様に市販型ボディに巧妙なカモフラージュが施されています。

フロントエンドはルノーのバンを模した偽装がなされているほか、ヘッドライトをステッカーで偽装していますが、実際はよりスリムなデザインが採用されます。さらに下部フロントバンパーのフォグもステッカーです。

後部では最終コンポーネントとみられるLEDテールライトの上にステッカーを貼り、実際のサイズを隠しているようです。またテールゲートに貼られた「Bremsentest」はドイツ語でブレーキテストを意味しています。

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VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ

キャビン内では、一層市販型に近づいており、ステアリングホイールにはアップデートされた最新のVWエンブレムを装着、フラットで突き出たセンタースクリーン、ドライバーの前にはわずかに湾曲したデジタルメーターパネルが確認できます。

またインストルメントクラスタの近くにノブタイプのギアセレクタを装備。これは「ID.4」のものと同様で、ノブにはBモードがあり、より効果的な回生ブレーキに使用されます。

市販型では、最大300ps(223キロワット)を供給できるVWブランドの「MEB」プラットフォームを採用、乗用の「ID.BUZZ」と商用の「ID.カーゴ」を提供する可能性があります。

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VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ

乗用ID.BUZZでは48kWh~111kWhのバッテリーを積み、3つのパワーレンジが選べます。ベースモデルは後輪駆動で最高出力は200psを発揮。111kWhバッテリーを積むトップモデルは、前後車軸にモーターを搭載、システム合計300psを発揮し、航続は342マイル(550km)を実現。オプションとして、太陽光を利用して航続距離をわずかに伸ばすソーラーパネルルーフが用意されるといいます。

令和のワーゲンバスとも言えるID.BUZZ市販型の発売は欧州市場が2022年内、米国市場は2023年の発売が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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