■取り回ししやすい、2ドアのソフトトップ仕様の限定車
日本で「ジープ」ブランドが売れています。コロナ禍の中でも最高記録を達成していますが、中でも本格的なオフロード系SUVであるラングラーが人気を牽引しているそうです。
ファンの中には、ラングラーの中でもジープ最強グレードを謳う「Wrangler Rubicon(ラングラー・ルビコン)」に憧れている方もいるでしょう。
2021年7月24日、2ドアのソフトトップ仕様の特別仕様車「Wrangler Rubicon Soft Top(ラングラー・ルビコン・ソフトトップ)」が100台限定で販売されます。
ボディサイズは全長4320×全幅1895×全高1875mm。パワートレーンは、3.6L V6エンジンを搭載し、8速ATと組み合わされています。
カタログモデルには設定されていない希少な限定車。ルビコンは、悪路において極低速走行を可能とする専用の駆動システムをはじめ、高いグリップ力を発揮するマッドテレインタイヤ、ホイールトラベル量を増大できるスタビライザー解除機能を備えるなど、ラングラーの中でも群を抜くオフロード性能を誇っています。
ラングラー随一のハードコアモデルに設定された「ラングラー・ルビコン・ソフトトップ」は、ショートホイールベースボディによる取り回しのしやすさ、悪路で路面とボディ下まわりの干渉リスクが軽減されることから、オフロードで最強を誇るモデル。
さらに、同限定車にはルーフを気軽にオープンにできる「プレミアムサンライダーソフトトップ」が用意されています。この手動式ソフトトップは、頭上だけを開いたりフルオープンにしたりと、気分や天候などに応じて開閉スタイルを自由に選択することが可能。開閉操作が1人でできるのもポイントです。
ボディカラーは、カタログモデルにはない「サージグリーン・クリアコート」が採用されています。
ほかにも、ジープの起源を示す「1941」ロゴ入りボディサイドストライプが特別装備され、ミリタリーテイストが印象的なエクステリアに仕上げられています。
なお、装備は4ドア仕様のルビコンに準じていて、ヒーテッドステアリングホイール、レザーシート、フロントシートヒーター、8.4インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーファー付アルパイン製プレミアムスピーカーが標準装備されるなど、上質感が感じられるインテリアになっています。
ユニークなエクステリアと卓越したオフロード性能を有し、気軽にオープンドライブも楽しめる「ラングラー・ルビコン・ソフトトップ」。
実際にオフロード専用コースなどを走破するのかは別にして、ジープ本来の価値が味わえる仕様、限定車になっています。「ラングラー・ルビコン・ソフトトップ」の価格は、622万円です。
(塚田勝弘)