FRにこだわった新型モデル。BMW 2シリーズ クーペ、ついにワールドプレミア!

■「M240i xDriveクーペ」では3L直6ツインターボ搭載で387ps

BMWはコンパクト2ドアスポーツ、新型『2シリーズ クーペ』を世界初公開しました。

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BMW 230i 新型

初代2シリーズ クーペは、2013年に「1シリーズ クーペ」を引き継ぐ形でワールドプレミアされており、ついに第2世代へバトンタッチされます。

新型のフロントエンドでは、「4シリーズ」のようなメガキドニーグリルは採用されず、往来型のグリルを装着しているほか、お椀型のLEDデイタイムランニングライトを備える新設計のスイープバックヘッドライトと、角度のあるコーナーエアインテークを持っています。

側面では、くっきりとしたホイールアーチ、目立つショルダーラインやフラッシュドアハンドルが見てとれます。

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BMW M240i 新型

またリアエンドにはスポイラーが組み込まれたコンパクトなトランク、波打つLEDテールライト、エッジの効いたリアバンパーが確認できます。

同時に公開された高性能モデル「M240i」では、よりアグレッシブなフロントバンパー、セリウムグレーのグリルサラウンド、特徴的なミラーキャップ、シャドウライントリムを装備しています。また後部ではよりスポーティなトランクリッドスポイラー、アグレッシブなバンパー、台形のデュアルエキゾーストパイプがインストールされていることがわかります。

ボディサイズは全長4547mm×全幅1839mm×全高1392mm、ホイールベースは2741mmとなっており、先代モデルより109mm長く、66mmワイド化、25mmローダウンされスポーティに、51mmホイールベースが延長されることにより後部スペースが向上しています。

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BMW M240i 新型

キャビン内は、より高品質な素材とモダンなインテリアを特徴とし、大幅に改善されています。アナログゲージと8.8インチのインフォテイメントシステムが標準装備されていますが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタと、より大型の10.25インチインフォテイメントディスプレイを装備することも可能です。

また「iX」でデビューした「iDrive 8OS」ではなく、「iDrive 7オペレーティングシステム」を搭載、ワイヤレスのAppleCarPlayとAndroideAuto の互換性を持つほか、自然言語の要求に応答するインテリジェントパーソナルアシスタントを搭載します。

さらに米国仕様では、レザーで包まれるスポーツステアリングホイール、デュアルゾーン自動温度調節システム、パワーフロントシートが標準装備されるほか、ヒーター付きステアリングホイール、アンビエントライティングシステム、カラーヘッドアップディスプレイなどさまざまなオプションを提供してくれるといいます。

ドライバーアシスタンスシステムに関しては、正面衝突警告、車線逸脱警告、後方交差交通警報、アクティブブラインドスポット検出、および制限速度情報を提供するため、豊富な機能を備えています。顧客はStop&Go、バックアップアシスタント、および運転支援システムのカメラを使用して最大40秒の長さのビデオを録画するドライブレコーダーを備えたアクティブクルーズコントロールを入手することも可能です。

新型では「CLAR」プラットフォームを採用。後部ドアのある他のすべての2シリーズファミリーのように前輪駆動(FF)に移行するのではなく、後輪駆動(FR)レイアウトが採用されるほか、Mスポーツは全輪駆動「xDrive」と組み合わされます。

米国仕様のパワートレインは2つの異なるエンジンオプションを用意、エントリーモデル「230i」は、最高出力250ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、8速ATと組み合わされ、0-100km/h加速は5.5秒で到達します。

上位モデル「M240i xDriveクーペ」は、最高出力387PS・最大トルク500Nmのを発揮する3.0リッター直列 6気筒ツインターボエンジンを搭載。こちらはM Sportリアデフを備えた、8速オートマチックおよびリアバイアス全輪駆動システムとペアになっており、0-100km/h加速は4.1秒というパフォーマンスを発揮します。

両モデルとも最高速こそ同じですが、パフォーマンスタイヤを装着した場合、249km/hまで向上します。

欧州市場では3つの異なるエンジンをラインアップ。1つは最高出力184ps・最大トルク300Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒モデル「220i」で、0-100km/h加速7.5秒、最高速度236km/hとなっています。2つめは最高出力190ps・最大トルク400Nmを発揮する「220d」で、ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドテクノロジーが組み合わされます。0-100km/h加速は6.9秒、最高速度237kmとなっています。

トップモデルは最高出力374ps・最大トルク500Nmを発揮する「M240ixDrive」です。こちらは米国仕様よりわずかに抑えられていますが、0-100km/h加速4.3秒・最高速度250km/hのパフォーマンスを発揮します。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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