■最高出力は300ps以上、「WRX STI」では400ps以上が確実
スバルは主力4WD4ドアスポーツセダン「WRX」次期型のティザーイメージを世界初公開しました。
同社は2020年10月、スポーツワゴン・新型「レヴォーグ」を発表しましたが、いよいよWRX次期型が登場することになります。
WRXは2013年3月に「WRXコンセプト」として初公開、同年11月のロサンゼルスモーターショーで、「WRX」として発表されました。翌2014年に日本市場にも導入されましたが、現在は生産が終了となっており、満を持して7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
山岳地帯で夕日に照らされた新型は、ボンネットにエアスクープを装備、4枚のドア、そして流麗なルーフラインが確認できます。
フロントマスクは隠されていますが、大型のエアインテーク、C字型のLEDデイタイムランニングライトを装備し、2017年東京モーターショーで公開された「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」のデザインが継承されるでしょう。
キャビン内では、大型のインフォテイメントシステム、体をタイトに包むシートなどを備えたインプレッサに似たレイアウトが予想されています。安全装備では「アイサイトX」などスバル最新の技術が導入されるはずです。
市販型では「SGP」(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用、パワートレインはレヴォーグの水平対向1.8リットル直噴ターボと差別化、2.4リットル水平対向4気筒「FA24F」エンジンを搭載し、CVT(スポーツリニアトロニック)と組み合わされ、最高出力は300psを超えてくるのは確実と見られています。
またパフォーマンスモデル「WRX STI」では、同エンジンから最高出力400psを発揮すると予想、6速MTと組み合わされる可能性が高いです。
WRX新型のデビューは今秋とも噂されていましたが、このタイミングでティザーイメージが公開された点からも、最速で8月、あるいは9月あたりと予想されます。