新型ホンダ・シビックのエクステリアデザインをチェック。スリークなエクステリアに変身!

■ボディカラーは5色。フェンダーアーチにヘミング加工を採用

11代目となった新型ホンダ・シビックは、型式こそ現行型と変わらないものの、全面改良にふさわしい内外装のデザインが与えられています。

ホンダ・シビック
新型シビック(LXグレード)のエクステリア

新型シビック(LXグレード)のボディサイズは、全長4540×全幅1800×全高1415mmで、ホイールベースは2735mm。現行型よりも全長は30mm長く、ホイールベースも35mm長くなっています。なお、全幅は1800mmで同値です。

エクステリアのデザインコンセプトは「Sokai Exterior」で、運転しやすく開放的なキャビン、流麗なプロポーション、そして印象的なサイドビューを作り出すショルダーラインが特徴。

ホンダ・シビック
こちらのボディカラーは「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」

現行シビックは、「ガンダムチック」なデザインと評する声もあり、若いユーザーの獲得に貢献していたのではないでしょうか。

新型では一転して、クリーンでスリークな印象になり、フィットやヴェゼルにも通じるシンプルさも感じさせます。サイドビューは、存在感のあるキャラクターラインが描かれている一方で、ノイズレスのサーフェイスが表現されたそうで、シンプルでありながらも作り込まれたディテールも印象的。

表情を印象づけるヘッドライトは、人の瞳を感じさせるデザインになるのと同時に、ボディサイドとの連続性を持たせ、低重心で抜けの良さを感じさせるホリゾンタルモチーフが強調されています。ライトは表情が豊かになるのと同時に、彫りの深い顔つきにも貢献している印象。

ホンダ・シビック
人の「瞳」ようなデザインが与えられたヘッドレスト・中央がハイビーム、外側がロービーム

リヤコンビランプは、横長の「C」をモチーフにした赤いラインが特徴。また、サイドビューは、ボディを薄く、タイヤを大きく見せるほか、低重心のスタンス、力強い前後フェンダーが目を惹きます。

フェンダーアーチは、ヘミング加工が施されていて、タイヤを外側まで配置することに成功しています。

ホンダ・シビック
「LX」の「ベルリナブラック/切削クリア」のアルミホイール

足元のアルミホイールは、放射状のキャラクターラインが印象的で、「LX」は「ベルリナブラック/切削クリア」、「EX」は「ベルリナブラック/ダーク切削クリア」になり、両アルミホイールともに18インチになります。

ボディカラーは、力強さを強調する「ソニックグレー・パール」、鮮やかな赤が際立つ「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」、黒曜石のような深み、透明感を併せ持つ「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」、上品さを感じさせる「プラチナホワイト・パール」、漆黒パールの「クリスタルブラック・パール」の全5色が設定されます。

ホンダ・シビック
「EX」の「ベルリナブラック/ダーク切削クリア」のアルミホイール

(文:塚田 勝弘/写真:井上 誠)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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