■シャープなエアインテークを備えた特徴的なバンパー、スリムで湾曲したLEDを装備
フェラーリは現在、ブランド初のクロスオーバーSUV「プロサングエ」を開発中ですが、それとは別の新たなクロスオーバーを大予想しました。
CGで協力してくれたのはデザイナーのDejan Hristov氏です。現在プロサングエの開発車両はマセラティ「レヴァンテ」のテストミュールで開発が進められており、最終的には「ローマ」からインスピレーションを得たデザインになると噂されています。
しかし、今回のCGでは全く異なるデザインを採用。サハラ砂漠などアラブ地域の砂漠で吹く、熱風を伴う砂嵐を意味する「Simoon」と名付けられています。
予想したCGのフロントエンドには、シャープなエアインテークを備えた特徴的なバンパーを装備、ボンネットフードに沿うようにスリムで湾曲したLEDヘッドライトが確認できます。さらにフロントフェンダー後部には立体的な開口部を装備、ボンネットを横切り側面に空気の流れを作ります。
サイドビューでは、往来のドアミラーの代わりにAピラー上部に小さなデジタルカメラが取り付けられています。またドアハンドルもなく、軽く触れることで自動オープンするシステムが採用されているようです。
後部ではリアウィンドウがなく実用性に欠けますが、よりスマートに見えるほか、スリムなLEDテールライト、ストリップライトバー、デュアルエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーなどが確認できます。
現在プレミアムSUV市場では、各ブランドが初のSUVモデルを投入し終わり(フェラーリはまだですが)、第2モデルを投入する時期に入るとも噂されています。フェラーリがプロサングエと異なるモデルと開発するのは、そう遠い未来ではないかもしれません。