■ブランド初のEVクロスオーバーSUV。「XC90」次期型と同時生産
ボルボが展開する高性能モデルに特化したブランド「ポールスター」は、新型の電動クロスオーバーSUV「Polestar 3」(ポールスター3)を開発していることを発表。そのティザーイメージを初公開しました。
ポールスターは2009年からコンセプトモデルを展開していますが、市販モデルとしては2017年のプラグインハイブリッドクーペ「ポールスター1」が第一弾となっています。第2弾では初のフルエレクトリック・スポーツセダン「ポールスター 2」を投入。
そして市販車第3弾となるのが、ブランド初となるEVクロスオーバーSUV「ポールスター 3」です。
中国でのみ製造されている同ブランドの既存モデルと異なり、ポールスター 3は米サウスカロライナ州、リッジビルにあるボルボの工場で生産され、2018年から生産されているボルボ「S60」とともに生産、2022年からは次世代「XC90」も生産されます。
新型モデルの詳細は不明ですが、ボルボと共有する次世代EVプラットフォームを採用、空力駆動設計と高度な自動運転システムを備えるとみられます。またテクノロジーでは、インフォテイメントにグーグルの「AndroidAutomotive」オペーティングシステムを採用します。
同社デザイン部門は、ポールスター 3が「空力SUV」になると断言。その新しいデザインの方向性は、2020年2月に公開された「Preceptコンセプト」によってプレビューされています。コンセプトでは、ボルボの「トールハンマー」DRLの進化バージョンを搭載、一般的な箱型とは一線を画しています。
ポールスター 3の発売生産時期は不明ですが、2020年8月とも予想されています。