ボルボのパフォーマンスブランド第3弾はSUV。「ポールスター 3」は8月デビューか?

■ブランド初のEVクロスオーバーSUV。「XC90」次期型と同時生産

ボルボが展開する高性能モデルに特化したブランド「ポールスター」は、新型の電動クロスオーバーSUV「Polestar 3」(ポールスター3)を開発していることを発表。そのティザーイメージを初公開しました。

ポールスター Precept_002
ポールスター Precep

ポールスターは2009年からコンセプトモデルを展開していますが、市販モデルとしては2017年のプラグインハイブリッドクーペ「ポールスター1」が第一弾となっています。第2弾では初のフルエレクトリック・スポーツセダン「ポールスター 2」を投入。

そして市販車第3弾となるのが、ブランド初となるEVクロスオーバーSUV「ポールスター 3」です。

ポールスター Precept_004
ポールスター Precep

中国でのみ製造されている同ブランドの既存モデルと異なり、ポールスター 3は米サウスカロライナ州、リッジビルにあるボルボの工場で生産され、2018年から生産されているボルボ「S60」とともに生産、2022年からは次世代「XC90」も生産されます。

新型モデルの詳細は不明ですが、ボルボと共有する次世代EVプラットフォームを採用、空力駆動設計と高度な自動運転システムを備えるとみられます。またテクノロジーでは、インフォテイメントにグーグルの「AndroidAutomotive」オペーティングシステムを採用します。

同社デザイン部門は、ポールスター 3が「空力SUV」になると断言。その新しいデザインの方向性は、2020年2月に公開された「Preceptコンセプト」によってプレビューされています。コンセプトでは、ボルボの「トールハンマー」DRLの進化バージョンを搭載、一般的な箱型とは一線を画しています。

ポールスター 3の発売生産時期は不明ですが、2020年8月とも予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる