起亜が電動化を加速。自慢のEVスペシャリスト「ニロ」第2世代をアルプス山中で補足!

■「J-Eco」プラットフォームを採用、「ハバロニ」デザイン継承

起亜のコンパクトモデル「ニロ」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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起亜 ニロ 次期型プロトタイプ

ニロは、親会社ヒュンダイのアイオニックと共有の「J-Eco」プラットフォームを採用し、2016年に導入されました。2018年にはフルエレクトリックバージョンを投入、ハイブリッド、PHEV、フルエレクトリックの3つのパワートレインを持つ超電動モデルとなっていますが、早くも第2世代の準備に入っているようです。

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起亜 ニロ 次期型プロトタイプ

オーストリアのアルプスで捉えた最新プロトタイプは、前後、サイドをカモフラージュしていますが、2019年の「ハバロニ コンセプト」から継承するLEDテールライトの一部が見てとれます。またヘッドライトはフロントバンパーに切れ込まれたワイドグリルの上に設置、現行型よりはるかに大きく見えます。またフェイクスキッドプレート、新しいリフレクター、リバースライトを備える丸みを帯びたリアバンパーも確認できます。

インテリアの写真は撮れていませんが、より高品質の素材と最新のインフォテイメントシステムを搭載する大型ディスプレイが期待できるでしょう。

次期型パワートレインは現行型同様にハイブリッド、PHEV、フルエレクトリックを揃えますが、特定の市場ではこうしたオプションを利用できない可能性もありそうです。ニロ次期型の発売は2022年とみられ、2021年内のワールドプレミアが期待されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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