■レクサスUX以上に寝かされたスポーティなリアウィンドウを確認
ヒュンダイの高級ブランド・ジェネシスが開発を進めている新型EVクロスオーバーSUV、「GV60」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えると同時に、その内部も激写しました。
現在ジェネシスのクロスオーバーSUVには「GV70」と「GV80」がラインアップされていますが、GV60はその最小SUVとなり、レクサス「UX」をライバルとして開発されたモデルです。
捉えたプロトタイプは、まだカモフラージュが重くディテールは不明です。しかし、レクサスUX以上に寝かされたスポーティなリアウィンドウ、キックアップされたベルトラインが確認できます。
また薄型ヘッドライトや水平基調のLEDテールライトの一部も露出しています。
キャビン内では、インフォテイメントとインストルメントクラスタを統合するデュアルスクリーンセットアップを備えていることが確認できます。またカメラサイドミラーを装備、そのスクリーンが映されていますが、単純に画面を大きく見やすくしているだけのものと思われます。
市販型では「Ioniq 5」や起亜「EV6」と同じ「E-GMP」(グローバル・モジュラー・プラットフォーム)アーキテクチャを採用しますが、より強力なバッテリーと向上した電気モーター性能を提供してくれます。
1回の充電による航続距離はWLTP規格で300マイル(482km)、0-100km/h加速は3.53秒と高性能モデル「EV6 GT」と同レベルのパフォーマンスが予想されています。
GV60のワールドプレミアは、最速で6月中の可能性もありそうです。