■「新世代アイサイト」の採用とe-BOXER搭載車にアダプティブ変速制御の「e-アクティブシフトコントロール」を拡大
2021年6月14日、SUBARUフォレスターのビッグマイナーチェンジモデルが初公開され、同日から先行予約を開始しました。
ミドルサイズSUVのフォレスターは、同社が最量販車種と位置づけるグローバル戦略車。今回の大幅改良では、SUBARUのデザインコンセプトである「BOLDER」が採用されたフロントマスクや新デザインのアルミホイールが装備されています。
フロントマスクはフェイスリフトによりSUVらしい迫力のある顔つきになっています。具体的には、お馴染みの「ヘキサゴングリル」を起点としたダイナミックな立体造形によって塊感と躍動感が表現され、SUVらしい存在感を放っています。
また、全グレードで足まわりが改良され、しなやかさとスポーティさを高い次元で両立しているそうです。さらに、アダプティブ変速制御の「e-アクティブシフトコントロール」が「e-BOXER」搭載車全車に拡大されたのもトピックス。コーナー出口でより鋭い加速感が得られます。
安全性能もアップデートされ、「新世代アイサイト」が搭載され、ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により、従来よりも幅広いシーンで安全運転をサポート。
さらに、追従走行アシストの質感も格段に滑らかになったそうで、より安心感が高まり、ロングドライブの負担も一段と軽減することが期待されます。
インテリアは、グレードのキャラクターに合わせてシート材質が厳選され、好みに応えてくれます。
ボディカラーは、新色の「カスケードグリーン・シリカ」「オータムグリーン・メタリック」「ブリリアントブロンズ・メタリック」の3色が加わり、合計10色展開となっています。
グレードはe-BOXERのスタンダードモデルである「Touring」、同じくe-BOXER車で撥水シートなどを備えるアクティブ系の「Advance」、ナッパーレザーシートなどを備えた上質なe-BOXER搭載車の「Advance」、1.8LのDOHC 直噴ターボ“DIT”を積む「SPORT」の4つ。いずれもリニアトロニックとAWD(常時全輪駆動)の組み合わせになっています。
なお、発売は2021年8月の予定です。
(塚田 勝弘)