「歯医者さんの椅子みたい」辻谷エミリ×トヨタ・アルファード【注目モデルでドライブデート!? Vol.88】

■なかなかの高級車

トヨタ・クラウンと言えば、昔は高級車の代名詞的な存在で誰もが憧れたセダンだった。「いつかはクラウン」という名キャッチがあったくらいだから。

そんな「憧れのクルマ」だったクラウンは、昔は驚くくらい販売台数も多かったのだとか。

 辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
「いつかはアルファード?」
 辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
トヨタ・アルファード

最近はそんなクラウンが売れないと聞くけれど、そのかわりに売れているといっていいのが、このアルファードだ。国産ミニバン界の頂点に立つサイズと高級な仕立てで、価格帯は359万7000円から761万9000円。なかなかの高級車だ。

 辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
まずは着替えして・・

そんなアルファードは、かつてのクラウンのような存在と考えるとわかりやすいのかもしれない。

アルファードは「ミニバン」でクラウンは「セダン」とジャンルは違うけれど、ファミリーカーの中心がセダンからミニバンへ移ったことを考えれば、しっくりくる。

■クラウンでは味わえない

かつてのサラリーマンが出世して偉くなった象徴としてクラウンに憧れたように、いまはちょっとリッチで幸せなファミリーの象徴として、豪華で高級感があって存在感の大きなアルファードを選ぶのはなんだかわかるような気がする。

 辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
威風堂々なミニバンと

「難し顔をして何を考えているの? 次は後ろに乗ってみていいかな。電動でビックリするくらい倒れて、オットマンも出てくるし、なんだか歯医者さんのイスみたいだね。寝心地もよさそう。」

辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
立派な椅子だね

どうやら彼女はアルファードを気に入ったみたい。

辻谷エミリ×トヨタ・アルファード
「なんで難しい顔してるの?」

この広さはクラウンでは味わえないから、おもてなし度としてはクラウンよりもアルファードのほうが上なのかもね。

いいのさ、彼女の幸せそうな笑顔が見られるのならなんだって。(つづく)

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:辻谷 エミリ/ヘア&メイク:倉橋 奏音/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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