ブガッティ史上最高額!「ラ ヴォアチュール ノワール」、ついに市販型モデルが世界初公開

■2019年当時は、15億円という世界一高い新型市販モデルに

ブガッティは1,340万ドル(約15億円)のハイパーカー「ラ ヴォアチュール ノワール」の最終市販モデルを世界初公開しました。

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ブガッティ ラヴォチュールノワール最終市販型

同モデルは、ジュネーブモーターショー2019にて究極のワンオフモデルとしてワールドプレミアされました。

ブガッティが1930年代に4台のみ生産した「Type 57 SCアトランティック」へのオマージュとして開発、VWの元CEO・Ferdinand Piech氏のために制作されたワンオフモデルです。

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ブガッティ ラヴォチュールノワール最終市販型

プロトタイプが公開された2019年当時は、世界一高い新型市販モデルとされていましたが、現在は30億円とも言われるロールスロイス「ボート テール」にその座を譲っています。

また公開当時、インテリアも完成されていないことが発覚、完成まで2年以上の月日を要しています。

ついに公開された最終モデルは、「シロン」をベースに別注のボディワークと拡張されたホイールベースを備えています。インパクトを与えた6エキゾーストパイプは最終型でも採用、リアエンドを支配しています。

ホイールベースは、シロンより250mm(9.8インチ)長く、全長は450mm(17.7インチ)ストレッチされています。カーボンファイバーのボディは、ブラック カーボン グロッシーとして知られるクリアコートが特徴で、同社は「反射はほとんどなく、そこには緊張感がありドラマチックです」と主張しています。

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ブガッティ ラヴォチュールノワール最終市販型

またヘッドライトには、各クラスタに25を超える要素が加工されており、ワンオフならではの労力を費やしたことを認めています。フロントグリルは3Dプリントされ、後部の超ワイドLEDライトストリップは、ブガッティ史上初となる継ぎ目のない一体型サラウンドデザインが採用されています。

キャビン内の画像は公開されていませんが、ハバナ・ブラウンで仕上げられたグレイン レザーの内装を持ち、センターコンソールとドアガードには、アルミ製のインレイが装飾、ローズウッドのスイッチによりさまざまなドライビングモードがセレクト可能だといいます。

パワートレインは「ディーヴォ」から流用された8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載。最高出力1,500ps・最大トルク1,600Nmを叩き出します。

親会社であるVWは、ブガッティは2021年内にもう1台ワンオフモデルを発表予定で「シロン ロードスター」とも噂されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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