マスタングにEVスポーツが初設定!? 「E1」のデザインを大予想

■1962年「マスタングIコンセプト」からインスピレーション

フォードは昨年、パフォーマンス志向の電動クロスオーバーSUV「マッハE」を初公開しましたが、今回はフルエレクトリック2ドアスポーツを大予想しました。

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マスタング E1 コンセプト 予想CG

予想CGで協力してくれたのは、デザイナーのTyler Kwon氏です。同氏はクライスラーの電動ラムピックアップの提案や、ピニンファリーナへの複数のプロジェクトを公開していますが、今回は「E1」と名付けられたフォード マスタングのコンパクトスポーツを提案してくれました。

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マスタング E1 コンセプト 予想CG

E1は、フォード マスタング最初のコンセプトの1つである1962年の「マスタングIコンセプト」から主なインスピレーションを得ているといいます。

アルミニウムボディのこのクルマはルーフレスデザインを特徴とし、ミッドシップに1.5リットルV型4気筒エンジンを搭載していました。

E1ではとがったノーズ、ロールバー、ラップアラウンドウィンドウシールドなど現代的な感覚を保ちながらも、オリジナルコンセプトを再現。さらにE1はボンネットの膨らみ、筋肉質なリアフェンダー、特徴的なトリプルテールライトなど、より現代的なマスタングのデザインも含まれています。

結論として、E1はマスタングの将来の可能性について非常に興味深い発想であり、今後10年で加速するとみられるエレクトリックモデルへの移行において、スポーツモデルがどう進化するかの可能性を提供してくれたといえるでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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